澤敬子
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ほろ酔い節 – 澤敬子
春は桜の木の下で花びら浮かべて 花見酒夏はせせらぎ聞きながら舞い飛ぶ蛍と 涼(すず)み酒ほろ酔い ほど酔い 心地酔い四季が彩る 乙(おつ)な酒 お酒呑むな 酒呑むなの ご意見なれど…遠い神代の昔から御神酒(おみき)上がらぬ 神はないトコ兄さん 酒持って来い 秋は尾花(おばな)が風に揺れ十五夜十六夜(いざよい) 月見酒冬は温泉露天風呂ぬる燗徳利 雪見酒ほろ酔い ほど酔い 心地酔い酒は心の 水薬(みず…
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阿賀野川舟唄 – 澤敬子
人の縁(えにし)と浮世の恋は浮く瀬 沈む瀬 舟まかせ待って やつれて 待ちわびて未練 ごころの 阿賀野川ギッチラ… おけさの 舟唄ににじむ涙の 薄化粧 風にひとひら 桜の花は散って はかない 花筏(はないかだ)つのる 思いと うらはらに情け 泡沫(うたかた) 阿賀野川ギッチラ… おけさの 舟唄に月も痩(や)せます 十六夜(いざよい)に 川の水面(みなも)に 笹舟浮かべ憎さ 愛(いと)しさ 流したい…
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越後音頭 – 澤敬子
ハアー 春はヨイヨイ お弥彦(やひこ)さまに祈りささげて 神輿(みこし)入り アチョイナ百と八つの 灯りをともし アソーレ桜の花の 宵まつり アコイヤ来なせや来なせ ハアー 夏はヨイヨイ たらいの舟で島を巡って 磯あそび アチョイナ呑んで唄って 手拍子うって アソーレ踊りの〆(しめ)は 佐渡おけさ アコイヤ来なせや来なせ ハアー 秋はヨイヨイ 三面川(みおもてがわ)の鮭がしあわせ 連れてくる アチ…