馬来(マライ)戦線 炎の風に
赤いカンナの 花が咲く
汗にまみれて ペダルを踏んで
征くぞ進むぞ ジョホールへ
走れ走れ走れ走れ日の丸
銀輪部隊
吹けば血風 疾風の雲だ
一瀉千里の 突破点
握るハンドル 必死の眼
敵の陣地へ 連れて行く
走れ走れ走れ走れ日の丸
銀輪部隊
言葉代りに 日の丸振って
呼べば応える 馬来人
椰子の木陰の 休止も済めば
さらば行こうぞ 戦線へ
走れ走れ走れ走れ日の丸
銀輪部隊
何んの炎熱 歯を喰いしばり
シンガポールを たゞ目指す
馬来進撃 快速部隊
廻る車輪に 散る火花
走れ走れ走れ走れ日の丸
銀輪部隊
右は密林(ジャングル) 左は沼だ
敵が爆破の 橋もとで
並ぶ勇士は 亜細亜の民か
花も萬朶を 若桜
走れ走れ走れ走れ日の丸
銀輪部隊
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人妻椿 – 松平晃 愛しの妻よ 泣くじゃないたとえ別れて 住めばとて仰ぐみ空に 照る月は西も東も 同じことまた来る春が ないじゃないふまれふまれて こぼれ散る路の小草の 花でさえ待
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スキー・ソング – 松平晃 今朝も大雪 若い血は踊る踊る血潮を さらさっとさっとネスキーに乗せてゆこか銀の山 ゆこか銀の山処女雪踏みに さっとネ粋で滑らにゃ なんでまた滑ろ腕はくろがね さ
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別れのトロイカ – 松平晃 さらば別れと 一鞭(むち)あてて心ならずも 別れて来たが手綱もつ手に 涙が落ちるあゝ吹雪く曠野の 日ぐれ時うしろ見返りゃ 遙かの丘でまだも見送る いとしの人よ呼
吹雪の彼方 – 松平晃 トロイカに 身をのせて鞭をふるふる 吹雪の曠野心いそげど 行手は遙か町はどこやら まだ見えぬ日は落ちて 風さむく胸にしむしむ 流転の思い男なりゃこそ 希望を抱い
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歌と兵隊 – 松平晃 弾丸がなくなりゃ剣でつけ剣が折れたら腕でやれ敵の銃座(じゅうざ)に噛みついて花とちらせよ日本魂(やまとだま)戦死するのが勇士なら生きて護るも又勇士草を食うとも頑
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戦線警備の歌 – 松平晃 今ぞ正義の 日の丸に晴れた北支那 青い空伸びる高梁(こうりゃん) かき分けて北に南に 敗残の敵うつ我等 警備隊空に連なる 長城の壁に薄れる 文字の跡あれは過ぎし
たそがれの浜 – 松平晃 瀬波 磯波 かえして寄せて今日も暮れるか 片割月よ一度別れて 二度来ぬ船は旅の鳥より まだ憎い誰を松風 待たしておいてさきは白帆の 空ふく風よ鴎なぜ啼く なくな