松平晃
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たそがれの浜 – 松平晃
瀬波 磯波 かえして寄せて今日も暮れるか 片割月よ一度別れて 二度来ぬ船は旅の鳥より まだ憎い 誰を松風 待たしておいてさきは白帆の 空ふく風よ鴎なぜ啼く なくなじゃないが泣いて逢われる 恋じゃない 沖の灯台 灯(ひ)のつく頃は逢えぬお方が 恋しゅてならぬひとりとぼとぼ 磯浜づたいふめば砂さえ さらさらと 人気の新着歌詞 人妻椿 – 松平晃 愛しの妻よ 泣くじゃないたとえ別れて 住めば…
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戦線警備の歌 – 松平晃
今ぞ正義の 日の丸に晴れた北支那 青い空伸びる高梁(こうりゃん) かき分けて北に南に 敗残の敵うつ我等 警備隊 空に連なる 長城の壁に薄れる 文字の跡あれは過ぎし日 戦友が占領したぞと 勝鬨(かちどき)を挙げつゝ書いた その印 西は遙に ゴビ砂漠望む彼方にゃ 大黄河よしや曠野は 万里でも君の御稜威(みいつ)の 有難さ知らしてやるぞ 草木まで 強いやさしい 兄上は此処で最後を 遂げたのか嘆いてなろう…
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吹雪峠 – 松平晃
峠日暮れて空は暗く吹雪ふゞけば心いたむアー アー身を切る風の 風のさむさ 橇は急げど路は遠くひゞく鈴音いとし駒よアー アーはるばる旅は 旅はかなし 鳴らす角笛胸にしみて涙ちるちる思いさみしアー アー恋しや街の 街の灯 人気の新着歌詞 人妻椿 – 松平晃 愛しの妻よ 泣くじゃないたとえ別れて 住めばとて仰ぐみ空に 照る月は西も東も 同じことまた来る春が ないじゃないふまれふまれて こぼれ…
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歌と兵隊 – 松平晃
弾丸がなくなりゃ剣でつけ剣が折れたら腕でやれ敵の銃座(じゅうざ)に噛みついて花とちらせよ日本魂(やまとだま) 戦死するのが勇士なら生きて護るも又勇士草を食うとも頑張って勝たにゃならない この戦(いく)さ 月の進軍 歌でゆく雨の露営も歌でやる明日の命は知らねども僕等兵士は無邪気者 一つ山越え又一つ進む日の丸たのしみに燃える機銃のその下で戦捷祝いを夢に見る 人気の新着歌詞 人妻椿 – 松平…
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菅平シーハイル – 松平晃
スキーかゝえてホテルの一夜あけりゃ馬そりの鈴音はるかすべろすべろよ菅平おゝよぶよストック シーハイル 胸にサラサラ粉雪とんで日本ダボスの白銀月夜すべろすべろよ菅平おゝよぶよストック シーハイル 根子の嶺からあちらを見ればまねくアルプス千里も一里すべろすべろよ菅平おゝよぶよストック シーハイル 人気の新着歌詞 人妻椿 – 松平晃 愛しの妻よ 泣くじゃないたとえ別れて 住めばとて仰ぐみ空に…
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吹雪の彼方 – 松平晃
トロイカに 身をのせて鞭をふるふる 吹雪の曠野心いそげど 行手は遙か町はどこやら まだ見えぬ 日は落ちて 風さむく胸にしむしむ 流転の思い男なりゃこそ 希望を抱いてひとり千里の 旅を行く 雪の夜の まよい鳥啼いてとぶとぶ 行方はいずこ遠いあの空 故郷の空を仰ぎゃ恋しい 顔が浮く はるばると 北の国鈴が鳴る鳴る 曠野の果よ走れトロイカ あの丘越えりゃ恋し灯が 招くだろ 人気の新着歌詞 人妻椿 …
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別れのトロイカ – 松平晃
さらば別れと 一鞭(むち)あてて心ならずも 別れて来たが手綱もつ手に 涙が落ちるあゝ吹雪く曠野の 日ぐれ時 うしろ見返りゃ 遙かの丘でまだも見送る いとしの人よ呼んでくれるな 呼ばれちゃ困るあゝきめた心が またにぶる 走れトロイカ 鈴の音ならし雪の曠野を ただ一筋に胸の想いを 涙で捨ててあゝ俺は旅ゆく 渡り鳥 人気の新着歌詞 人妻椿 – 松平晃 愛しの妻よ 泣くじゃないたとえ別れて 住…
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京はよいとこ – 松平晃
加茂の河原の水調子誘ふ灯かげにちらちらと月も浮かれて薄化粧姿やさしい圓山はいとしお方のうしろかげ 祇園清水長樂寺けふも鳴りますあの鐘が誰へ合圖かしみじみと夢のあの娘によく似てるものをいひそな京人形 八瀬のすゝきは穂に出ても四條五條は春の風誰か落したツゲの櫛けふも柴賣る大原女に紅葉貰ふて氣にかゝる 人気の新着歌詞 人妻椿 – 松平晃 愛しの妻よ 泣くじゃないたとえ別れて 住めばとて仰ぐみ…
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別れ行く影 – 松平晃
忘れないでと砂浜に泣いてくずれた君だった海はさみしく暗かった星は夜霧に濡れていた 別れましょうと泣き笑いちらと見上げた君だった遠く千鳥が呼んでいた風はかすかに吹いていた さらばさらばと影遠く霧にかくれた君だった僕は悲しく去って行ったなにも云えずに去って行った 人気の新着歌詞 人妻椿 – 松平晃 愛しの妻よ 泣くじゃないたとえ別れて 住めばとて仰ぐみ空に 照る月は西も東も 同じことまた来…
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利根の舟唄 – 松平晃
利根の朝霧 櫓柄がぬれる恋の潮来は恋の 恋の潮来は身もぬれる 島は十六 真菰の中の花はひといろ花は 花はひといろ濃むらさき 夢の浮島 情の出島風に思いの風に 風に思いの帆がはらむ 人気の新着歌詞 人妻椿 – 松平晃 愛しの妻よ 泣くじゃないたとえ別れて 住めばとて仰ぐみ空に 照る月は西も東も 同じことまた来る春が ないじゃないふまれふまれて こぼれ散る路の小草の 花でさえ待 走れ日の丸…