ずいぶんくたびれたもんだ 君のお気に入りのソファ
寂しそうに見えるのは置いてきぼりにされたから?
僕はずっと床に座って足を投げ出して寄りかかってた
「こっちおいで」って君が手を伸ばして笑ってくれたのに
僕を呼ぶ声が響く 振り返って君をさがす
いつも僕がもたれかかってたソファに君はもういないんだね
部屋の真ん中に今も君のお気に入りのソファ
「この場所がいいね」ってはじめに君が決めたまま
並んで座るのはかっこ悪いからってなんか強がっていたけど
思ってたより悪くないな 言うこと聞けばよかった
僕を呼ぶ声が響く となりで君が笑う
今さらだけどふたり並んで深夜映画でも観たいと思うんだ
何で君は置いてったんだろ あんなに気に入っていたのに
おかげでずっと僕の真ん中に居座り続けているんだ
僕を呼ぶ声が響く 今でも耳元で響く
捨てられないままの君の思い出は部屋の隅に押し付けた
僕を呼ぶ声が響く 今でも僕の真ん中で
いつも僕がもたれかかってた君はもうソファにいないのにな
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