朝花美穂

なみだの峠(台詞ロング・バージョン) – 朝花美穂

何を好んで 手離す母が
どこにおりましょう 乳飲(ちの)み子を
雨降れば 雨に泣き
風吹けば 風に泣き
あゝ、あゝ会いたくて
一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠

こんな母をおまえはずい分と恨んでいるでしょうねぇ
いくら大人の理由(わけ)があろうとて
そんなものおまえにゃ関係ないもんねぇ
何度死のうと思ったことか
でもひと目、ひと目おまえに会うまでは
そしてひとこと詫びたくて
そんな想いで 母は今日も生きているのです

針でこの身を 突き刺すよりも
会えぬ辛さは なお痛い
この春で もう七歳(ななつ)
母知らぬ 不憫(ふびん)さを
あゝ、あゝ遠い町
いかにおまえは 凌(しの)いでいてか

今さら会いたいなんて…私のわが儘(まま)でしょうか
いいえ私なんかどうなったっていいんです
どんな想いであの娘(こ)は暮らしているのでしょうか
それが、それが気がかりで
お~い!お~い!もう一度しっかと抱きしめて
まっ直ぐに、ただまっ直ぐに生きておくれと 母は伝えたいのです

何もいらない 暮らせるならば
ひとつおまえと 屋根の下
花咲けば 花に泣き
星見れば 星に泣き
あゝ、あゝ会いたくて
一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠

人気の新着歌詞

なみだの峠 – 朝花美穂

何を好んで 手離す母がどこにおりましょう 乳飲(ちの)み子を雨降れば 雨に泣き風吹けば 風に泣きあゝ、あゝ会いたくて一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠何度死

伯耆大山 – 朝花美穂

碧(あお)い日本海(たいかい) 空仰ぎ威風堂々 大山は耐える風雪 男山厚き断崖 どこか似ている人生とああ…たくましい 伯耆富士遙か遠くに 隠岐(おき)の島きょう

がいな祭 – 朝花美穂

東の日本海(うみ)が 赤々と朝陽をうけて 燃え上がるがいな太鼓(だいこ)の バチたたきゃ商売気質 血が騒ぐこれが米子っ子(よなご)のよ こころ意気がいな、がいな

出世街道旅がらす – 朝花美穂

夢と根性の 振り分け荷物野越え山越え なみだを越えて俺は天下の 鷹になる出世街道 出世街道、旅がらす男ってものは夢に生きて なんぼのものよ行かなきゃ なるめえ明

演歌魂 – 朝花美穂

そりゃあ生きてりゃ 誰だって泣きたい日もある 辛い日もそれでも負けずに 立ち上がり涙を拭(ぬぐ)う その意気地(いきじ) ハァ、ヨイショこれが演歌 これがゝ 演

千恵っ子よされ – 朝花美穂

津軽生まれで 海峡育ち男まさりは 親ゆずり波と 波と唄った よされ節あーよされ よされは 恋しい母の子守唄です 子守唄です千恵っ子よされ津軽リンゴを 一口噛めば

東京だョおっ母さん – 朝花美穂

久し振りに 手を引いて親子で歩ける 嬉しさに小さい頃が 浮かんで来ますよおっ母さんここが ここが 二重橋記念の写真を とりましょうねやさしかった 兄さんが田舎の

アンコ椿は恋の花 – 朝花美穂

三日おくれの 便りをのせて船が行く行く 波浮(はぶ)港いくら好きでも あなたは遠い波の彼方へ 去(い)ったきりあんこ便りは あんこ便りはあゝ 片便り三原山から 

大阪情話~うちと一緒になれへんか~ – 朝花美穂

人はこころや銭やない泣いたらあかん 泣いたらあかん 別嬪(べっぴん)台なしや飛田(とびた)のお店に出るという十日戎(とおかえびす)の 前の晩あんたがいうた言葉を

瞼の母 – 朝花美穂

軒下三寸 借りうけまして申しあげます おっ母さんたった一言 忠太郎と呼んでくだせぇ 呼んでくだせぇ たのみやすおかみさん、今何とか言いなすったね親子の名のりがし

哀愁波止場 – 朝花美穂

夜の波止場にゃ 誰(だ)あれもいない霧にブイの灯 泣くばかりおどま盆ぎり盆ぎり盆からさきゃ おらんと…あの人の好きな歌波がつぶやく淋しさよあゝ今夜もブイの灯が冷

お初にござんす、朝花美穂 – 朝花美穂

(とざい、とうざい)娘ざかりに 歌と舞い芸と名が付きゃ みんな好き度胸八分に あとの二分世間知らずの いさぎよさ故郷(さと)を背にすりゃ 舞台は江戸にお初にござ

つんつん津軽 – 朝花美穂

つんつん津軽のよ カモメの水兵さん伝えておくれよ あんああんあんあんああんあん あの人に林檎の花が 咲いたよな風に涙が 散ったよな逢いたいな 逢いたいよ津軽恋唄

帰ってこいよ – 朝花美穂

きっと帰って くるんだとお岩木山で 手をふればあの娘は小さく うなずいた茜の空で 誓った恋を東京ぐらしで 忘れたか帰ってこいよ 帰ってこいよ帰ってこいよ白いリン

天空の海城 – 朝花美穂

青雲遥か 棚引いて桜は謳(うた)う 湊山大志に燃ゆる 若武者の心気高き 天守閣あゝ天空の 海城(しろ)に久遠(くおん)の風を呼ぶ人には人の 天命あり我が天命に 

流し春秋 – 朝花美穂

雨の路地裏 水溜(みずたま)り誰がこぼした 涙やら夜の酒場を 流して歩く俺も淋しい 聴く人もみんな淋しい 人ばかり重ね重ねの 親不孝なんで今さら 帰らりょかそっ

演歌魂(台詞入) – 朝花美穂

そりゃあ生きてりゃ 誰だって泣きたい日もある 辛い日もそれでも負けずに 立ち上がり涙を拭(ぬぐ)う その意気地(いきじ) ハ、ヨイショこれが演歌 これが ゝ 演

他人船 – 朝花美穂

別れてくれと 云う前に死ねよと云って ほしかったああ この黒髪の 先までがあなたを愛しているものを引離す 引離す 他人船背中を向けた 桟橋でさよなら云えず 濡ら

女夜ねずみ小僧 – 朝花美穂

お江戸の闇を 切り裂いて小判千両 ひと稼ぎちょいと小走り 屋根の上呼子(よびこ)をすり抜け 宙を舞うおっと情けを ふところに女夜ねずみ ここにあり番茶も出花 艶

姉弟役者 – 朝花美穂

七歳(ななつ)違いの 弟が眠い眠いと 駄々こねる泣いちゃ駄目だよ 忘れちゃならぬ母と指切りした日のことを涙こらえて 幕が開く慣れぬ手つきで 差す紅の指の細さよ 

Back to top button