朝花美穂

  • 夢の道 – 朝花美穂

    夢に躓(つまず)き 傷ついて涙流した 夜もあるいつか夜明けが きっと来る胸に聞かせて 生きてきた握る拳(こぶし)の この中に夢があります でっかい夢がまだまだこれから ひとすじに笑顔で歩く夢の道 夢の道 今日も焦(あせ)らず 頑張れと言って力を くれる人いつか必ず 恩返しそっと呟(つぶや)く ありがとう女心の 真ん中に夢があります でっかい夢がまだまだこれから 一歩ずつ迷わず歩く夢の道 夢の道 握…

  • 音信川 – 朝花美穂

    夜更けてひとり傾ける細い思案の指先に迷い蛍がとまります音信川の宵の雨つれない仕打ちを 仕打ちをしましたか チントンシャンのお座敷の浮かれ調子も上(うわ)の空熱い想いが募ります音信川の名に背き便りのないのが ないのが口惜しい 実らぬ恋の捨てどころ探し求めて湯の町でやっとひと息ついてます音信川に棹さして浮名を流して 流してみましょうか 人気の新着歌詞 なみだの峠 – 朝花美穂 何を好んで …

  • 銀のかんざし – 朝花美穂

    明日売られて行く宿命(さだめ)忘れてほしい この私(あたし)あなたがくれた 江戸土産銀のかんざしこれだけは持って、持って行きます 大事にします 霙(みぞれ)混じりの雪が降りご機嫌ななめ 宵の空あなたの気持ち 苛立ちは百も承知であるけれど親に、親に死なれりゃ 何ともならぬ せめて一日 宿六と洒落ても責める人はないあなたと二世(にせ)を誓った日何で涙の種になる抱いて、抱いて頂戴 気のすむように 人気の…

  • 兄さ恋唄 – 朝花美穂

    白帆の船が荒海越えて待つひと逢いに江差に着いた主(ぬし)はしがない 水夫(かこ)ながら胆(きも)は千両 情けは万両昨夜(ゆうべ)添い寝に在所が知れた兄さよ 故郷(くに)は信濃の追分村か 十三七ツ二十歳(はたち)の春に桜も見ずに売られたこの身祝儀はずんでくれたなら徳利転がす踊りもしますけれど心は売り物ならず兄さよ 私(わた)しゃ一途の山家(やまが)の育ち 鴎が一羽 別れの朝に一声啼いた涙をふけと今日…

  • 花火草子 – 朝花美穂

    あなたご覧よ 無月の空に今夜限りと 見上げた花火あれが牡丹で あれが菊指折り数える遑(いとま)もなくて消えて行くけど貰った元気踵(くびす)を返して 出直しましょう あなた 粋でしょ 余韻があるわ未練残さず 散り行く花火あれが柳で あれが星盛りのまんまの姿を残し悔いを残さず 舞台を降りるあやかりたいね あの潔(いさぎよ)さ あなた 二人が眺める先に誰も気付かぬ水面の花火あれが祈りか 鎮魂(たましずめ…

  • しゃくなげ峠 – 朝花美穂

    山裾の紅い燈(ひ) 指差す憂(うれ)い顔あれが 私(あたし)の居たところポツリと洩らした遊女は二十歳故郷(くに)はどこだと問うのは男無いのと一緒と答える女あゝ みちのくの しゃくなげ峠 身の上を語るの 止(よ)そうかお互いに生まれ在所に居たときもいゝこと一つもなかったからね涙堪(こら)えて手を引く男何(なん)にも云わずに頷く女あゝ みちのくの しゃくなげ峠 道行は不承知 止(や)めろと 蜩(ひぐら…

  • 海峡酒場 – 朝花美穂

    赤いグラスで 片頬かくし女がつぶやく 悲しげに番(つがい)でいるから 雪の日だって暖かそうね 沖ゆく鴎春はまだ先 海峡酒場 夢はひととき 深追いしてはますます遠のく ものなのさ内緒で部屋借り 暮らした月日秋冬あわせ たったの三月未練つのらす 海峡酒場 うんと涙の出そうなヤツをロックで頂戴 女将さんみっとも無いけど 泣かせて欲しい出来れば明日 この町捨てて二度と来ないわ 海峡酒場 人気の新着歌詞 な…

  • 姉弟役者(新台詞入り) – 朝花美穂

    七歳(ななつ)違いの 弟が眠い眠いと 駄々こねる泣いちゃ駄目だよ 忘れちゃならぬ母と指切りした日のことを涙こらえて 幕が開く ごめんね、わたしさえ生きていりゃ、こんなつらい目させなくて、済んだのにねぇ 慣れぬ手つきで 差す紅の指の細さよ 意地らしさおまえ踊れば わたしが唄う父の仕込みの 姉弟(きょうだい)芝居今は蕾の 華ふたつ すまねぇ、すまねぇなぁでも、おまえ達を弱い子に育てた覚えはねぇ負けるん…

  • 歌姫漫遊記 – 朝花美穂

    髪はたばねて編笠(あみがさ) 網笠かぶり粋な着流し 剣士(さむらい)すがた月が雲間に かくれた隙にそろりお城をネ チョイトネ抜け出したひとり腰元 引き連れて花の歌姫 エーエー気まま旅 殿も手を焼くじゃじゃ馬 じゃじゃ馬なんて誰のことやら 巷(ちまた)のうわさ諸国めぐりの 書置き読んでてんやわんやのネ チョイトネ明け烏どこを吹く風 西東花の歌姫 エーエー流れ旅 天下泰平大江戸 大江戸離れさくら吹雪の…

  • 姉弟役者(台詞入り) – 朝花美穂

    七歳(ななつ)違いの 弟が眠い眠いと 駄々こねる泣いちゃ駄目だよ 忘れちゃならぬ母と指切りした日のことを涙こらえて 幕が開く 私だって泣きたいよでも、姉ちゃんまで泣いてしまったらお仕舞いだもん 慣れぬ手つきで 差す紅の指の細さよ 意地らしさおまえ踊れば わたしが唄う父の仕込みの 姉弟(きょうだい)芝居今は蕾の 華ふたつ ほら、あれが母ちゃん星だよそしてあれが父ちゃん星誉めてもらいたいなあよく頑張っ…

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