月詠み

絶対零度 – 月詠み

凍てついた心象に昏れない何かをくれ

のべつ幕無し 飽いたストラテジー
人も歩けば木から落ちるでしょ

苦肉の策で謀り安堵さ
今に手詰まる
さながらイカサマ

良いも悪いも知らぬ間に交って
単調な感情に流されていく

問も答も間違いだろうて
ああ 馬鹿ばっかだ
まさかまだ気付かない?

この絶対零度の心さえ解かす
愛と亦 見紛う 往往

表面上は美しかれ
一寸先は今も暗い暗い

汎用的なセリフは無駄
ちゃちな妄想して溺れる 脳 脳

本当の嘘はノンフィクション
作り話の恋が凪ぐ

事は是非無し メタ的アイロニー
意図も容易く砕けて散るけど

不実な故に嘲りあうのさ
いやに諂うペダントも

ああ、なんにもないから
なんでもかんでも乞えば
もういらないものだけ
掃いて捨てるほどあんだよ

まあ、あんたらなんかに
ああだのこうだの説いても無駄って言って
どっかでずっと望んでしまってんだ

この絶対零度の心さえ解かす
愛と亦 見紛う 往往

散々 吐いた言葉が刺す
その切っ先が今も恐い恐い

例外的な痛みでまた
埒が明かないまま彷徨う 浪々

虚の実の裏の裏
どんな愛憎でも満たせない

灼きつけて 脳裏まで
冷たい夜に紛れて過ぎれ

色のない光景に褪せない何かをくれ

この絶対零度の心さえ解かす
愛と亦 見紛う 往往

表面上は美しかれ
一寸先は今も暗い暗い

絶対零度の心さえ解かす
情に揺れ 燃えてく? ノーノー

本当の嘘の裏の裏
作り話のそれじゃない
世界が色づいた

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