曽我部恵一BAND

そして最後にはいつもの夜が来て – 曽我部恵一BAND

そして最後にはいつもの夜が来て、子供たちの夢は帰り支度を始める
バースデイパーティーではしゃぎすぎて
冷蔵庫に忘れられたシュークリームの夢
今夜オレはなんだかクリスマスを待つキッズのような気分
チキンが焼け上がるのを今か今かと待ってんだ
ねぇあんた 自分じゃないだれかの今日は生きられないよ絶対
季節の隙間に横たわる幾千の今日
そのあいだを自転車でゆっくり流してくだけ 窓から見える空に雲はなくて
真っ白な月のとなりに小さな星がきらり光ってて
田舎を流れる川のような気持ちでオレはキッチンのテーブルに座って
遠い遠いともだちに手紙書こうとしてるところ
透明な心に音楽が流れたらそれはたぶん今日という日の刻印のようなもの
透明な心に音楽が流れたらそれはたぶん今日という日のしるしのようなもの
時は流れるきみは逃げる時はそれを追いかけてくる
時は流れるきみは逃げる時はそれを追いかけてくる
時は流れるきみは逃げる時はそれを追いかけてくる
時は流れるきみは逃げるきみはいずれ捕まってしまう
残酷なシーンむかしむかしの西部劇のヒーローみたく
でも主人公はそのあと立ち上がるんだ だいたいそんなふうに決まってんだ
マカロニウエスタンの燃えるような夕陽と
世界を溶かしてしまうようなストリングスの音が
今日も頑張れよって言ってるよ 今日も頑張れよって言ってるよ
今日も頑張れよって言ってるよ 花束抱えた小さな手
その手をそっと開いてみる あまりにきつく握りすぎてできた
深いしわの一本一本に命と物語、夢があるんだよ
それは今日という日の刻印のようなもの それはまるで歌のようなもの
ほら窓の外を見てごらん 何が見える? 「まるでメッセージ」
何が聴こえる? 「遥か彼方からの」 星が降ってくる
夜の雲がきみを連れていこうと待ってる
自転車に乗って夜空駆けてきみに会いにいきたいなぁ レコードに針を落とす
その瞬間に永遠がある あなたの笑顔 いくつもの涙
抑えきれない怒りと欲望が月明かりに照らされる 夜のエーテル
静かなビルの街を包み込む アルコールの入った蒸気 遠い明日が煙で霞む
閉じ込められたアンダーグラウンド その中でも廻り続けるメリーゴーランド
踊れ踊れ全部忘れるまで 廻れ廻れ溶けてバターになっちまうまで
怒り悲しみ戸惑い諦め 雨降ってぜんぶ流してしまえ
色とりどりの傘さしていこうぜ いつかあの明るい場所でダンスしよう
路地の奥にあるアンダーグラウンド 星のカーテンの向こう側
そして最後にはいつもの夜が来て、子供たちの夢は帰り支度を始める
「最後にコーヒーをもう一杯ください」 オレは店員にそう言った
外にはなんかおおきくてやわらかくてやさしいものが降りてきてた
“Bravo!” “Adios amigo!” “素敵な夜を”
なんてそんなような言葉を 言葉を 言葉を 言葉を
そして最後にはいつもの夜が来て そして最後にはいつもの夜が来て

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