とうに見頃も過ぎ去りて寒空に穂を揺らす芒原
誰の面影を そこに重ねてる
孤独を望む逃げ場を探す必要のない命もあると知る
想い遂げられた とて続かぬだろう
風もなき 悠久の丘にて
綴ったいたずらな恋を
迎えに来る人ついぞ現れず
絵空事の朱い火燃ゆ
見渡せども幻影ばかりでどっちつかずの足場に吹き溜まる
野分裾濡らす 恋路よるべなく
風ゆらぎ 幽閉さるるここへ
吹いたうちひさす京の
謡い踊る息吹不意に胸を打つ
絵空事を望んでいる
風すさび 幽霊ヶ丘にて
願ったとこしえの愛を
迎えにゆくにはちょっと遅すぎた
絵空事と憂いて消ゆ
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誰も傷付けたくないと変な正義感を掲げてからは相手を気にしすぎてか何でか身動き1つ取れなくなったよ便利なはずの千里眼で余計なものまでが見え始めたあんたの笑顔さえも
遥か遠く地平線の向こう世界の全てがあるらしい名誉か金かは分からない何せ誰も見たことがないある国では皆に推されひとりの男が立ち上がった世界の全ては必ず私がここに持
夜になっても眠らない僕と街の灯りはひっそり冷えた深海底をゆらりゆらす深海魚遠く頭上にさぽっかり、そうしてひんやり浮かぶ満月はひっそり冷えた深海底 その水面の目標
On that morning, I got up early.when the world was still covered with night blue
一般的に普通1分で歩く距離を3分4分かけて歩いてく人がいる1歩踏み出すたびにその意味を考えるちゃんと確認してからじゃなきゃ進めなくて遅くなる何も考えない日々はい
何千万もの生物種の中で ただひとり言葉を持つ何千万もの生物種の中で 誰よりも高い知恵僕らの名前は人間です何回言っても伝わらないで 使いこなせもしない言葉の爪手入
あてにしないでね 最後は欺くつもりだから人の痛みなんて知らない 体はこの1つしかない今の状況下 ありがとうもありがとうにならない君の痛みさえも知りたい 欲張った
ほてったアスファルトが蒸発する匂い止まった空間を掻き乱す虫取り網終わってゆく夏の午後の気だるさから人の気配が消えていく至って陽気な向こう見ずの青空すみっこ押し遣
とんだ茶番劇さ お前も人間だったとはね脱皮した抜け殻から 出てきた姿に呆れたさ冷血動物の演技 冷酷な目をしたふりをして背後じゃ別の生き物を かくまっていただなん
危ないと言われたから聞き入れた それまで安全と言われたから着いて行った それまで誘われた部屋の戸の鍵が閉まったいつの間にやらつけた 鎖の先 鉄の玉守ってやるって
非現実世界への招待状はいつも突然に私の頭の中へ放り入れられるよりによって今日は4時間目数学パズルの途中早退理由は「空があたしを呼んでいる」お昼時 12:42 の
水切の石みたいに 放り出されたあたしの体一度水面を擦めるとそれは 段々と頻度を増してやがて水中に沈んでいく水の中では鰭(ひれ)が生えた 泳ぎ回るあたしの体だけど
毎日おんなじ場所にいる猫は道行く人々に思い思い好きに呼ばれる全部の名前に返事をする毎年おんなじ場所に咲花々は恋人たちに「僕らのために咲く花だ」と何回言われても揺
準備はできたかい閉められない鞄の口つっかえてるのは入りきらない思いのたぐい誰にも媚びずに誰も取り残さないようにあくまで時間は全てに他人の顔をする朝もやが蒸発する
音を立てて回転を続ける映写機はかたかた半透明のフィルムはどれもこれも青い色だお世辞にも面白いとはけして言い難いような中身だ僕が生きた端っこから巻き取っていく青い
あの日夢を乗せて打ち上げたロケットの軌道を今日も把握してるか離陸に歓喜の声をあげてそれっきり終わってはいないかな半端な夢を乗せてひしめきあってどれが誰の何かも分
雨雲は恋をした 相手はきらきらの太陽人気者の彼のこと いつでも遠くから見ていたあたしが空に出たなら みんな逃げだして隠れちゃうのあなたがひとたび繰り出せば 誰も
流れもしないよ停滞のさなか景色は似たり寄ったりだね変わってみろよと挑発したとこで世界は今日も臆病だね挑みもしないよ泥濘のさなか僕らの尾ひれ胸びれは逃げるためだけ
冬の嵐 揺れる街突き飛ばすような強い風どんな声も飾りも今日はただの木枯らし冬の嵐 揺れるビル竜巻の注意報鉛色の乱気流なすすべなく煽られて飛ばされてきてしまえばい
応答願う この星の空はSOSで飽和しているシネマスクリーンで憧れたあのヒーローを待ってる正義を名乗ったでくのぼうたちは今日も悲劇を待ちわびている泣いてる君に伸ば