川畑アキラ

朝日が昇る前に(完全版) – 川畑アキラ

俺がまだ生まれる前に 島を出た民の話さ
目の前に広がる海に 幻の道を見たと言う
働けど日々の暮らしは 砂の様にこぼれ落ちてく
まだ知らぬ海の彼方に 楽園があると信じて

ああ船は波をかきわけ 洋々と希望を乗せて
祈る気持ち、不安、期待を胸に 明日を見つめてた

朝日が昇る前に この島を出て行こう
俺には優しすぎた 海風よ 人たちよ

人々は暗くなるまで真っ黒に汗水流す
暗闇を照らす満月 あまりにも遠き故郷

「ああ 今日はとても疲れた」つぶやきが唄となった
三味と太鼓、踊り 食事を囲み 酒に酔いしれる

朝日が昇る前に 今日の日をお祝いしよう
暮らしを刻みつける この唄を歌いながら

俺もまた都会で暮らす 島を出た民のひとりさ
そして今すべてを無くし 思い出す遠き故郷

若者はいつの時代も幻の道を行くだろう
そして傷を背負い闘い破れ 道を引き返す

朝日が昇る前に この街を出て行こう
俺にはまぶしすぎた 光の幻を

故郷に帰り気付いた 変わらないものがあること
初恋の咲いたあの場所 “さよなら”を知ったあの時

歌いながら下る坂道 青春と走る夕焼け
ともる灯り守る家族の絆が 暮らしたあの日々を

朝日が昇るたびに この胸によぎるのは
命を繋ぐために 生きてきた人たちさ

今も昔も故郷離れ 一度は夢見る旅人なのさ
闇の中でじっと待ってた命 光を見るために

朝日が昇る前に もう一度見つけてみよう
夜明けを信じ続け 探すのさ 希望の星を

朝日が昇る頃は また夢も見れるだろう
命を燃やし続け 進むのさこの道

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