島津ゆたか

おれのおまえ – 島津ゆたか

朝の味噌汁 さしだす指の
かぼそさ痛い おれの目に
なまじ笑顔の やさしさに
ひがむ心が つい負けて
別ればなしも かたつむり
おまえ おまえ おれのおまえ

夜の盛り場 気強く生きて
男は多く 見ただろうに
なんでしたがる 恋苦労
夢にはじけた やけ酒の
こんな背中が いいのかい
おまえ おまえ おれのおまえ

星の相性 素直に信じ
かけがえないと またも云う
おれに埋もれる バカな奴
せめて銭湯へ 二人して
なみだ洗いに たまの日は
おまえ おまえ おれのおまえ

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惚れた – 島津ゆたか

ほろりよろけて つまずくおれをそっと支える 細い肩私の大事な ひとだからお酒のむのも ほどほどと寄り添うおまえに惚れた 惚れた また惚れた辛い人生でも あなたと

おれでよければ – 島津ゆたか

風のたよりに 噂きいたよ今でも ひとりだってね生きてる限り 幸福なんて少ないものさもしもあの時 勇気があればこんな苦労は させなかったよおれでよければ おれでよ

竹馬の友よ – 島津ゆたか

腹を割(ひら)いて 話せる男(やつ)は広い世間にゃ 沢山(ざら)にはいない逢いたかったぜ 元気じゃないか口をへの字が 懐かし嬉し可愛いえくぼに ふたりが惚れた遠

黄昏のビギン – 島津ゆたか

雨に濡れてた たそがれの街あなたと逢った 初めての夜ふたりの肩に 銀色の雨あなたの唇 濡れていたっけ傘もささずに 僕達は歩きつづけた 雨の中あのネオンが ぼやけ

あなたのすべてを – 島津ゆたか

名前も知らない あなたと私なのに不思議ね 胸がときめく恋はこうして 生まれるものなのねおしえて欲しい あなたのすべてを今宵ひとりで歌う あなたへの歌初めて会った

俺の花 – 島津ゆたか

冷たい雨に打たれながらも俺の背中を見送った今度は長い旅だからつらいくらしをさせるけどお前はお前は俺の俺の花お前の手紙と 友の手紙を小さな灯りで 読み返す灰色の壁

迎えに来てよ – 島津ゆたか

夜の止り木 お酒を飲んであなたの名前を指でかく迎えに来てよ あなたから女は服を脱ぐように別れた人にもどれない淋しそうだと男の客がいやしい目をして 声かける迎えに

北から南から – 島津ゆたか

雨の札幌 女がひとり つららみたいに冷えた指生れさいはて稚内 十九過ぎから来たというあなたみたいな渡り鳥 惚れて苦労をしたという雨の東京 女がひとり いつも素顔

お別れ上手 – 島津ゆたか

女ごころせつなく せつなく燃えるも一度今夜逢いたい 逢ってすがりたい恋は女の 夢だから光るルビーも悲しそう わかるでしょうお別れ上手ねアナタ アナタはきっとだか

女のゆりかご – 島津ゆたか

あなたの腕に 抱かれて眠るはかない女の 夢みて泣いた涙が涸れて しまうほど男は背を向けて 女は泣き濡れて男は旅に出て 女は待ち侘びていつ逢える いつ逢える あな

くせになりそう – 島津ゆたか

この幸せは この幸せは くせになりそうあなたのガウンを買いましたそろいのカップも買いました目覚まし時計も買いましたたまには泊って下さいね友達なんかは 招(よ)べ

愛・ケセラセラ – 島津ゆたか

男なんて 嘘つきと悔やんでみても くやしい春が来て 女はまた誰かを求めて 旅に出る好きだとか 嫌いとか出逢いの中の話は私なら 飽きるほど耳にしたし 歩いたしアア

故郷の廃家 – 島津ゆたか

幾年ふるさと 来てみれば咲く花鳴く鳥 そよぐ風門辺の小川の ささやきもなれにし昔に 変らねどあれたる我家に住む人絶えてなく昔を語るか そよぐ風昔をうつすか 澄め

デスク – 島津ゆたか

あなたの噂は 聞いていたけれど誘われるまま 私あなたの腕の中一度だけ破目をはずした夜でした私には優し過ぎたのあなたあなたに抱かれた女です悪い男と他人は言うけどそ

つかれたわけじゃないわ – 島津ゆたか

つかれたわけじゃないわわすれたわけじゃないこれ以上できることはなんにもないのみんなあげたわ あなたにだけは裸になれた わたしのこころそむいたのはあなたね傷ついた

花から花へと – 島津ゆたか

酒場女の ぐちなど誰もどうせまともにゃ 聞くまいに死んでもいい程 命をかけただめなのね だめなのねお酒があなたを 変えたのね花から花へと 花から花へと 行った人

ひとり… 憧れ – 島津ゆたか

いつもあなただけの 身のまわりのことそれだけで暮せるなら きっと幸福でしょう心の中だけで 夢を描いても涙がいじわるをして 悲しみ 連れてくるふたり暮しに憧れたら

ホテル – 島津ゆたか

手紙を書いたら叱られる電話でかけてもいけないホテルで逢ってホテルで別れる小さな恋の 幸せごめんなさいね 私見ちゃったのあなたの黒い電話帳私の家の電話番号が男名前

ふたり道 – 島津ゆたか

あなたの生命と わたしの生命ひとつになるまで 息をとめ抱きしめて あなたどこかこの世の かた隅にともす灯りが あるならばあゝ夢をこの手に ふたり道みなし子みたい

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