山田晃士

  • キスをしよう – 山田晃士

    満月の夜に口笛吹いてキスをしようバルコニーで星屑を浴びたらキスをしよう微笑むアフロディーテHey キスをしようワインボトルの中に揺れながらキスをしよう Hey Yeah Yeah Oh 天使達が空から舞い降りて悲しみのベールをぬぐうのさ Oh Yeah! One More Kiss!燃える様な唇でOh Yeah! One More Kiss!朝まで胸を焦がしてくれ Yeah マシュマロのベッドにも…

  • ひまわり – 山田晃士

    ひまわりが揺れている風もなく何をも奪わずに抱いてくれ お前を抱きしめた時ひまわりの匂いがした丘の上に微笑む花の匂いがした やわらかな陽射しの中その腕に眠る午後は正義という名の仮面を脱ぎ捨てた 情けないくらいにお前が愛しい飾らないまぶしさで俺を照らしておくれ ひまわりが揺れている風もなくこのまま傍にいてくれないかひまわりが揺れている風もなく何をも奪わずに抱いてくれ 安売りのやさしさをあちらこちら散ら…

  • 急がば廻れ – 山田晃士

    中古で買った青いワゴンで小さな冒険に出かけるのさ 橋を渡れば海づり公園古い外国船 アクビをしてる 変わらないこの生活に夢はただ夢のままさ無邪気さにギヤを入れて少しスピードも抑えて STEP BY STEP のんびりやるさ急がば廻れ より道したってかまわないSTEP BY STEP どこまでもゆくよ自分のペースで やがて街は新しい季節に染まる 中古で買った青いワゴンで真夜中の冒険に出かけるのさ 眠れ…

  • ひとり芝居 – 山田晃士

    なまはんかな言葉でバーゲンセールの愛2枚の舌を上手く踊らせ間に合わせのしあわせ 訳知り顔ぶら下げ捨てゼリフのオンパレード一世一代の大勝負も一夜あけりゃママゴト 性凝りもなくゴアイキョウ自分らしさに呆れれば可笑しすぎて涙が出る鏡を撃ち抜く銃をくれ ようこそ一人芝居へありったけ嘘を集め演じてみせよう 俺は道化者 愚にもつかぬプライド高々と掲げてる自慢のゴタクを並べてはさしあたり上機嫌 つくり笑いの裏側…

  • デカダンス マンボ – 山田晃士

    俺の心はおんぼろ古時計ちくたくちくたく 振り子が揺れている 俺の宝は砂で出来てるのさ風に吹かれりゃひとたまりもないぜ もはやこのままじゃいられないもうここにはいたくない長い旅になりそうだどうかよろしく ジーザスクライスト願わくば踊らせてくれ 俺の行方はまるで紙ヒコーキあてのないままゆらゆら飛んでゆく 俺の言葉は錆びついたナイフ闇を切り裂く刃も光もない だから洗いざらい投げ出して灰になるまで燃やすの…

  • 茫漠(ジプシーマン) – 山田晃士

    丘の上 佇むジプシーマン夏の夜 ちぎれた夢のかけらを モザイクの空つなぎ合わせてみる 女が現れて彼の細い肩を抱き「次は上手くゆくわ」とその耳に口づける やみくもに繰り返す季節はただ過ぎゆく太陽に奪われて月の涙に溺れる 砂漠を旅する ジプシーマン冬の朝 失くした地図のきれはし 足跡さえも風が消してしまう 女が現れて銀のロープを手渡した迷い始めた彼を導くかの様に やみくもに繰り返す季節はただ過ぎゆく太…

  • チョコレート ギャング – 山田晃士

    ハーレムに迷い込み三日月に騙されてマネキンの娼婦と恋に落ちた ラム酒の海を泳ぎ回転木馬に揺られそこら中に嘘をばらまいた 約束なんて知らない Day By Day By Day信じるもの何もない Day By Day By Day 退屈につまづいてスピードに身を委ねバスルームで愛を確かめた アリバイを盗みだしスキャンダラスを演じてチープなロマンスを破り捨てた 約束なんて知らない Day By Day…

  • 行方 – 山田晃士

    ごめんよ その涙を拭うのはもう俺じゃないさきっと 罪の数 数え合いお互いに知らぬ顔きりのない綱引きがいつまで続くのか これ以上自分を騙せやしないこれ以上心を隠せやしない明らかに何かを見失った俺か お前か 悪いな その痛みをいやすのはもう俺じゃないぜきっと 言い訳のやりとりにうなづけば呆れ顔見えすいたしりとりがいつまで続くのか 夢のない二人に馴れ合うよりも夢のある一人の方がいいだろ明らかにどこかです…

  • スザンヌ – 山田晃士

    時計台 古ぼけた壁霧雨に色づく石畳冬の朝 散歩に出かける人影まばらな公園 理由もないのに心が砕けてしまいそうで自分一人が取り残された気がしていた 沈んだ思いは壁をつくり出す強さも弱さも素直にさせるのはOnly your tenderness だからスザンヌハンカチをおくれこぼれる愛をぬぐう為スザンヌ少し弱気な時には優しく包んでくれ 強がる事にも くじけた時には一人でいたくないんだ 並木道 早起きの…

  • 3月のテイタラク – 山田晃士

    寝覚めはけだるい Lazy Mornin’アクビを一つ 背伸びを一つカーテン越しの太陽に目が痛む 枕元にころがったバーボンのボトルは空っぽせかされるもののあぐらをかいては何一つ手につかない Everyday 退屈で眠い毎日をEveryday 気ままに過ごしてゆこうIt’s Alright 俺はいい気分 隠れ家の様な部屋で時計の針にぶら下がったまま夢という厄介者と暮らしてる …

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