尾形大作

  • さよならは霧にかくれて – 尾形大作

    白い夜霧が 流れてる君の背中が 泣いているこんな別れが 来るなんて信じられないよ去年の今ごろさ 渚で出会ったね岬を見ても 小舟を見てもバラ色に かがやいてたね今は映画の おわりのように夜霧の中に 立ちつくすんだね わけも言わずに 行く君にわけをきくのは やぼなのか男だったら にっこりと手でもふるのかいこころに浮かぶのは ふたりの旅ばかり八重山の海 ノサップ岬清里よ 滋賀高原よ霧の向うに 何があるの…

  • ひとりごと – 尾形大作

    男に言わせりゃ 女が悪い女に言わせりゃ 男が悪い涙ひとつぶ 指でふき風の寒さに つぶやけばどうしようもないほど くやしい くやしいの私の方が たくさん愛してる いつまで待ったら しあわせくるのおねがいそれだけ 教えてよ一つ二つと すぎて行く花の季節を 見送ればどうしようもないほど 悲しい 悲しいのやさしさだけよ 私がほしいのは あなた信じて いいかしら待てばいい日が 来るかしらどうしようもないほど…

  • 沖田総司 – 尾形大作

    優(やさ)な柳(やなぎ)に 似合いの美男(びなん)なめりゃ総司の 思うつぼさわく千鳥に 微笑みくれて抜けば玉散る 菊一文字加茂川の月も二つに 泣き別れ 限りある身を 燃やして生きる夏の蛍が 愛おしや鳥羽であばれて 伏見で荒れてどこで散ろうと 新撰組の名と共に残る総司の 青春譜 人は切れても 心は切れぬ泣いてくれるな 京娘枯れる葵に 命を預けさらば 名残りの 鯉口切れば降りしきる雪に血染めの 蝶が舞…

  • 秋しぐれ – 尾形大作

    ひとりの 寂しさを胸につのらす 秋しぐれ人の世の つれなさに何度も 泣かされたそのたびに 負けるかと意地を支えた 都会(まち)の片隅(すみ) ふるさと 雨だろか思い出させる 絹の糸追いすがる 母の声背中で 振り切ったあの日から もう二年今も心が 痛むのさ かすかに 聞こえ来る夜行列車の 汽笛(ふえ)の音帰りたい 帰れない見果てぬ 夢がある花の咲く その日まで待っていてくれ ふるさとよ 人気の新着歌…

  • 倖せなみだ色 – 尾形大作

    ほろり泣くな泪 ささえてる指に今日も泌みてく 女の命どうせバカだよ この私あんな嘘つき 憎んでみてもひとめあいたい あの人に ほろり泣くな泪 面影が浮かぶ別れたあの日を 取りかえしたいのどうせバカだよ この私夢にやさしく 遊ばれたのに恋しいあなたが 消せないの ほろり泣くな泪 辛くなんかない心に生きてる あなたと暮らすどうせバカだよ この私春はもう逝く 悲しみ残しそれでも倖せ 抱いてます 人気の新…

  • 清明橋から – 尾形大作

    清明橋から 大公橋をくぐって船は 北へ行くあなたとふたりなら 何にもいらない小鳥のさえずりも あなたのささやきあなたはいたずらな 目をしてうたう無錫錫山山無錫 笑ってうたう はるかに恵山 かすんで見えるわたしはあなたに もたれてるふたりの人生に 山川あれど何にもこわくない この愛ひとすじこのまま太湖へと へさきを向けて無錫錫山山無錫 たのしくうたう 春夏秋冬 季節はかわるふたりのこころは かわらな…

  • 西郷隆盛 – 尾形大作

    右も左も まとめて入れる胸の深さに 竜馬も惚れた薩摩隼人の 西郷(せご)どんは燃えて火を吐く 桜島国の為なら 死ぬという 死ぬという 死ぬという 弱い者にも しあわせがくるそれが維新の 精神(こころ)じゃないか行けよ若者 絆(きずな)を断(た)って流す血潮を 吸って咲く花は霧島 山つつじ 山つつじ 山つつじ 雨がふるふる 男の雨が太(ふと)か目(め)ン玉(たま) あふれて落ちる江戸を救うた 大南州…

  • 夜霧が通せんぼ – 尾形大作

    握りしめてる ハンカチのふるえが涙を ながしてる行こか もどろか ふり切ろか俺の心が ゆれ動く見ろよ 夜霧が 夜霧が通せんぼ 肩をだいてる 手のひらが二人の幸せ 思いだす女ひとりを 街角に棄ててゆくなと 言うことか見ろよ 夜霧が 夜霧が通せんぼ 奥歯かんでも 目がしらに男の涙が こみあげるそうさ お前を 愛してるいっそ別れは やめようか見ろよ 夜霧が 夜霧が通せんぼ 人気の新着歌詞 俺の道 …

  • 乾杯 – 尾形大作

    かたい絆に 想いをよせて語り尽くせぬ 青春の日々時には傷つき 時には喜び肩をたたきあった あの日 あれから どれくらい たったのだろう沈む夕日を いくつ数えたろう故郷(ふるさと)の友は 今でも君の心の中にいますか 乾杯!今君は人生の大きな 大きな 舞台に立ち遥か長い道のりを歩き始めた君に幸せあれ! キャンドルライトの中の二人を今こうして 目を細めてる大きな喜びと 少しのさみしさを涙の言葉で歌いたい…

  • 筑後川 – 尾形大作

    まぶたとじれば 葦雀の童歌も懐かし 筑後川幼馴染みよ わがふるさとよ清き流れは あの日のままか……あの日のままか 夕焼けこやけで 追いかけた笹舟沈んで 日が暮れた春はせせらぎ 花筏(はないかだ)夏は夜祭り 夢ほたる幼ごころを つつんでしみた川風のにおいも あの日のままか……あの日のままか 久留米絣の 機を織る母にかさなる 筑後川今もこの胸 やさしく洗う清き流れよ いついつまでも……いついつまでも …

Back to top button