小桜舞子

度会橋 – 小桜舞子

もしも世間に 知れたなら
終わる恋です 二人です
それでもあなたに 逢いたくて
度会橋(わたらいばし)を 渡ります
せせらぎせつない 恋の川
夜にまぎれて 逢いに行く

つらい恋だと 知りながら
心惹(ひ)かれる 哀しさよ
あなたの好みに 口紅(べに)を引き
度会橋(わたらいばし)を 渡ります
川風冷たい 恋の川
息をひそめて 逢いに行く

たとえ明日は 無くていい
今はあなたを 離せない
嬉しさ愚かさ 懐(ふところ)に
度会橋(わたらいばし)を 渡ります
溺れて悔いない 恋の川
夜にまぎれて 逢いに行く

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小桜音頭 – 小桜舞子

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恋の絵図面取り – 小桜舞子

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倉敷しぐれ – 小桜舞子

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おんな雨 – 小桜舞子

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鎌足桜 – 小桜舞子

きれいに咲いて 誰を呼ぶ問えばはじらう 紅ほのか咲くまで待とう 咲いたら逢える今は昔の 春よ恋さくらよさくら くらくらさくら君来ませと 誘うのか 鎌足桜鎌足公(

雪桜 – 小桜舞子

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女の階段 – 小桜舞子

男の気ままな やさしさに何度も泣いたわ 若い頃涙の数だけ 幸せあげるそんな言葉に また惚れて女の階段 また一歩のぼってゆきます この男(ひと)と世間は噂を する

なみだ川 – 小桜舞子

北の窓から 見えるのはネオンで変わる 川の色赤い川なら あの人のぬくもりやさしさ 思い出す青い川なら あの夜の別れに泣いた なみだ川冬の風鈴 風に鳴るチリリンチ

おんなの四季 – 小桜舞子

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恋する城下町 – 小桜舞子

春の陽差しに 化粧が似合うしだれ櫻の 恋ごごろそうよ 私の 大事な あなたどこの 誰より 好きだからいいでしょう そうでしょうこころ 預ける 角館(かくのだて)

北の花嫁 – 小桜舞子

暗い番屋(ばんや)に 灯りを点(とも)す明るい女房に なってくれあなたの口説(くどき)に 乗せられました津軽海峡 北へゆくわたしは漁師の かみさんに あゝ なる

人世舟 – 小桜舞子

泣いて覚えた お酒もあるわ花を咲かせた 恋もある浮いては沈んだ この世川風は今夜も 冷たいけれど夢だけは… 捨てないで…ひとり流れる 人世舟惚れたお方の 面影ひ

いのち草 – 小桜舞子

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雨港 – 小桜舞子

誰が引くのか 海峡線を越えてしまえば 他人と他人あの日あなたと 海へ出た夜の港は 今日も雨片瀬片波 片便りみれんまだ抱く 私です尽くし過ぎたら 男と女誰の文句か

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