宮崎薫

ByeBye – 宮崎薫

三日月触った手が 冷たすぎて怒る君
誰もいない路地裏で 愛の行方探してる
少しだけ肩をよせて 時計をかくして意地悪して
明日なんか来なくていい 大人になれない二人

あいまいな言葉で また ごまかしたりしないつもりさ
今 夜が明ける明ける

もっと君のこと 近くで感じたい
風の中で 夜空の下で
でも朝が来たら 約束したように
ほら 僕らは違う道を行くのさ

ひとこと 嫌いだと言えたら すんじゃうことなのに
不思議だね 人間って 自分からつらい道 選んでる
君の夢 僕の夢 近くて 遠くて 叶わなくて
お互いがじゃましてるの? 気づかないふりはもう終わり

後悔はしないように 心に深く刻むつもりさ
今 時を止めて止めて

もっと君のこと 近くで見つめたい
あの日のように 子供のように
でもわかってる いつもの二人じゃ
ほら 道しるべさえ 消してしまうから

朝の風が そろそろ吹くから

バイバイ 君よ また会う日まで
どうか僕のこと忘れないで
涙ふいて笑ってから 歩きだそうよ 二人同時に
バイバイ 君よ 愛する人よ
振り返らない僕を許して
はれて同じ空の下で 会えるはずさ
その時まで さよならさ

いつか君のこと 素直に愛したい
風の中で 夜空の下で
でも分かってる 明日へ向かうなら
ほら 僕らは違う道を行かなきゃ
また会う日まで
バイバイ

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