古の台座には御霊が宿るという
置き去りのEine Krone響く
罪の数ほど美しく
右手で空に掲げた 嘘で満たした聖杯
彩る夜を捉えて 罪を欺く死の蜜
血塗られた月は操られて
飲み干した嘘に支配される
命の価値を死で計るなら
誇らしく微笑み逝けるでしょう
最期の楔で 我らに光を
羽のように撒き散らした罪が
雫となって降り注いで
誇り高く廃した躰ごと
総てを包んで 御霊を連れて往け
躰の奥に仕込んだ 過去を贖う戒め
真実の答え探して 刻を朱色に染めて
錆び付いた鍵に惑わされて
抉じ開けた刻は睡ったまま
誓いの言霊を叫ぶなら
凍て付いた扉も解けるでしょう
最期の楔で我らに光を
鳥のように舞い踊る御霊よ
光となって降り注いで
誇り高く廃した躰ごと
総てを包んで 魂呼び祈り唄
やがて時はゆき 唄を忘れ去る頃
碧の台座の上で 砕け散ってゆくでしょう
羽のように撒き散らしたEine Krone
雫となって降り注いで
誇り高く廃した躰ごと
総てを包んで 御霊よ還り咲け
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