天津羽衣

母と子の窓 – 天津羽衣

泣いて歩んだ人生を
暗い侘しい並木路
風も冷たく空見れば
煌(きら)めく星よ
あゝ母と子の窓

負けちゃいけない手を組んで
行けば開ける茨ら路
夢と希望の丘越えりゃ
僕等の光り
あゝ母と子の窓

冬が終れば春が来る
泣く日ばかりが有るものか
元気で行こうと胸張れば
泪に浮かぶ
あゝ母と子の窓

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長篇歌謡浪曲 九段の母 – 天津羽衣

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おけさ人生 – 天津羽衣

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涙の九段坂 – 天津羽衣

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五ッ木くずし – 天津羽衣

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山川慕情 – 天津羽衣

巻雲かかる 開聞(かいもん)の夕べのすそ野に 野やきの煙あれは砂鉄か 釣舟か今日もくれゆく 山肌にキジの鳴く声 山川慕情乙女の姿 さつま富士いのちもやすか 桜島

お吉ざんげ – 天津羽衣

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明治一代女 – 天津羽衣

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稗つきくずし – 天津羽衣

青い月夜に いま鳴る鈴はあれは恋しい 大八様か人目忍んで 表に出れば庭の山椒にゃ ヨーホイ風ばかり 風ばかりヨ馬塞棒(ませんぼう)ならして 嘶(いななく)く黒馬

恋の田原坂 – 天津羽衣

雨にぬれても 逢いたい思いなんで指さす 噂する今宵田原の 恋しぐれ情あるなら この肩に着せておくれよ かくれみの雨は降る降る人馬は濡れる越すに越されぬ田原坂。人

黒船哀歌 – 天津羽衣

赤い椿の 花かんざしは下田芸者の 心中立てせめても一度 鶴松さんの膝で泣きたや さめざめとああ 恋の涙が 涸れるまで沖の黒船 三本マストはぐれ千鳥が 啼いて飛ぶ

お吉物語 – 天津羽衣

泣いて昔が 返るならなんで愚痴など言うものか花のいのちは 一度だけよしておくれよ気休めはなにもかもお仕舞いなんだでもさ わたしにゃ 判ったのさどんなに男を憎んだ

壺坂小唄 – 天津羽衣

恋のいろはを 手さぐりに書いておしえて 三年(みとせ)越し杖になりたや 心のつえに三つ違いの えーえまあ 兄(あに)さんの「あんまりです。あんまりです。沢市っあ

長篇歌謡浪曲 恋の松井須磨子 – 天津羽衣

女盛りの 柔肌にたぎり血汐を 何としょう義理も人情も 恋には勝てぬそれが誠の 恋の道「妾は舞台に生きる女優です。妾は見せてやりたい。妾と先生の恋愛が、どんなに素

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