堀内美和

哀愁の湖 – 堀内美和

静かに 静かに 煙る湖に
悲しく 一人 想い出す
あすを誓った 恋なのに
帰って来てよ ねぇ あなた
落ち葉漂う 山景色

淋しく 淋しく 眠る湖に
優しいあなたの その笑顔
愛しているよと 抱きしめて
今すぐ来てよ ねぇ あなた
すすき揺れてる 風の中

せつなく せつなく 一人湖に
あなたの面影 つのります
今でもおまえを 好きだよと
戻って来てよ ねぇ あなた
夕やみせまる 夜の窓

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淡雪 – 堀内美和

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きずな川 – 堀内美和

帰り支度の あなたの背中泣いてすがって 困らせた抱いて下さい も一度あなた明日に渡る橋のない添えぬ仲なら なおさらに命燃やして きずな川拗ねていたのに 今夜の私

蛍舟 – 堀内美和

葦の葉かげに 灯りを点すあれは潮来の 蛍舟誘い上手と 誘われ上手ふたり合わせた 命火が溶けてもつれて ゆらゆらゆれて天の 天の 天の川原の 星になる針のいらない

今更岬 – 堀内美和

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