四人囃子

空と雲 – 四人囃子

長く細い坂の途中に
お前の黄色いうちがあったよ

何か食べ物を買ってから
ともだちがくれた犬をつれてった
そのあたりには 古いお寺がたくさんあって
子供たちが楽しげに遊んでいた

冬は雪の上をすべりながら
夏は蝉の声のなかを

何か食べ物を買ってから
ともだちがくれた犬をつれてった
そのあたりには高い木立ちがたくさんあって
空と雲を少しだけ隠していた

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一触即発 – 四人囃子

きもちのいい夕方にボタンの穴からのぞいたらくしゃみなんて出そうになってアー空がやぶけるアー音もたてずに アーア……あの青い空がやぶけたらきっとあの海もせり上って

おまつり – 四人囃子

(やっぱりおまつりのある街へ行ったら泣いてしまった)なにもすることがなくてなにもすることがなくておろしたてのバラ色のシャツきておまつりのある街へその街にはいつも

空と海の間 – 四人囃子

青い空 白い波雲白く 青い海さ青い海 青い空ずっと空と海の間こまったふりしてただただよってるオレのけったサッカー・ボール消えたー白い海 青い雲波青く 白い空さ白

泳ぐなネッシー – 四人囃子

空が見たくなってもリンゴが食べたくなっても顔を出しちゃいけないよそっと息をつめてぇじっと眠っていようよまるで隠れてるみたいにねその丸い可愛い目を今あけちゃいけな

空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ – 四人囃子

星も出ていない夜に弟と手をつないで丘の上に 立っていると音もなく 静かに銀色の円盤が空から降りてきたのさ空飛ぶ円盤が 本当に来たよ空飛ぶ円盤が 本当に来たよちっ

カーニバルがやってくるぞ(パリ野郎ジャマイカへ飛ぶ) – 四人囃子

こわれかかった真赤な車に乗って奴らが地獄の果てから舞い戻って来た昔はやった唄を歌えば町中はお祭りさわぎよそいきに着がえて皆な出ておいで学校から町から店の中から誰

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