さよなら
ここはもういいよ
永遠の夜と
漂う夢の中
遠ざかる常夜灯
淡くも消えないそれが
ずっとずっと
まだ知らない先を
示している
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今朝 君が死んだ僕は 朝食を食べた今朝 君が死んでも朝陽 は 昇った空は雲ひとつ無く電車は7時2分に来る街は人で溢れる誰も傘を持たず君が死んでも 何も変わらない
くたびれた上履きが今日はなんだか軽やかだ傷だらけの机がラピスラズリの石碑のようだ今日だけは雲が懐かしいのは鳥だった頃を思い出してるから?今日だけは。ノートのペー
エレベーターのない三階建て最上階まで上がるのが最近面倒になったところ終わりを告げるバラード締め切ったカーテンの向こう、開かずの窓浮き沈みが少しだけ部屋の温度を確
震えてるあの風が 唇が千切れるほど固く組んだこの指が明け方の彗星がその一生を終える声が怯えてるあの星が この羽が鎖を解かれてよろめくこの足が消えかけた火の身を切
星がきらめく夜空 コンクリートの水仙道に倒れたバイク 死んで、血を流すワタシあっという間の人生 ゴミ箱の思い出どうせ死ぬなら今夜 キミに殺されたかった(一千回、
星も見えない夜には 君で明かりを灯すの私は行方知らずの ああ 流れ星どこへも着地できない 願い事くしゃみした君はまた 私を笑わせるの忘れたい結末も どうでも良く
青空が目を刺すなら 夜を追って歩こう夜の静寂(しじま)に溺れそうなら 砂粒を数えよう砂浜に埋もれたいなら 明日、海を見に行こう約束だよ。明日、また会おう水に映る
最後の夜に残る灰の確かな熱を忘れないでいる物語はもうじき終わってそれでも回ると言うなら明日僕らはそこに行かなくちゃ君は何を言っていたかなかすかに見えた灯りを辿っ
溶けるほどに茹だっていた伽藍堂な頭上、青ゆら 揺らぐ視界の隅雲を探していたいつか灰色に染まってった心で「つまんないな」って吐き捨てるだけ君を描くだけきっと触れら
声を上げた瞬間に煌めきは失われる数秒間 忘れないで まだ加速しては膨らんだガラス玉に身を投げて再周回 何度だって目指した戻ることはないさ鼓動の種を撒いてそこに咲
迷い込んだ微睡みの底に誰彼の声が届いていたそんな風に笑えたらここに用はないけどまだ寒いから眠りから覚める夢を見ているその朝に春風誘って涙をさらって霞んだ月だって
舵を切ればいい簡単なことだなんて誰かは言うけど声は届かないここに届くことはない地平の先を見てるそして今 舟は重さをなくしていく手を振る君を想っているこれは例えば