或る日 指先が
絵日記をめくる
背表紙に描いた花が香る
それはあなたのふるさと
忘れえぬ原風景
思い出す横顔は
遠い目をしていました
縁ありて旅の空
黄昏模様
涙あればこそ また
明日からの笑顔に出逢う
通り雨 歌う
ぬくもりの中で
守られていたあの日を想う
瞼の奥の父母
青の中の青い海
いつからかこの時を
心に決めていました
ネリヤカナヤヨ ネリヤカナヤヨ
イモーリィーヨ イモーリィー
縁ありて旅の空
訪ねし場所
眩き陽光の島
誘われし風の輝き
絆ありて眺めたる
朝焼けの色
命あればこそ ああ
明日からのわたしに出逢う
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最期の別れが訪れる瞬間(とき)胸に溢れ来る永遠(とわ)の調べ歌いたまえ届けたまえ満ちたりし心で土へと還らんふたたび緑が芽吹くように季節が悲しみ癒すように祈りまし
何故だろう?不思議君がいない風にも空にも夢見た春はあの梢に降り立つのに私は今日も前を向いて歩いていますか?涙に負けないようにどうかずっと 見守ってて瞳閉じればあ
この街の空にも星は瞬く今はただ姿を隠してるだけ声が聞きたいこんな夜だから遠い距離(みち)を越えて忙しく行き交う人の波間に混ざりあう糸口も見つけられずに落としたも
失した羽を探し続けてももう 何処にもないんだよあなたが時間を止めてしまってもねえ 星は動いてる言葉も祈りも風船も花束も届かない千の夜と千の昼を超えて溢れる光の銀
何故に陽炎(かげろう)はゆらめいて黄泉(よみ)へと誘う澪標(みおつくし)か遙か紺碧(こんぺき)の空と海すべてをのみ込むあの蒼さよ還らぬ日の想いを胸に抱く季節(と
トライアングル トライアングル夜空に燃えてる。トライアングル トライアングル彼方からいつかあなたに 届くようにかすかな光に気づきますようにトゥインクル トゥイン
遠い場所から来た その音色思い出して欲しいと響いている青い氷河が ほら 割れる音いななき さえずり ささやく声音は集まって私を呼ぶ時にいたずらに謎かけしながらむ
いつか会う人へ伝言(ことづけ)をしました。今しがた ほら あの風に...墨絵の鳥たち 寂しげな翼のほんとうの色 しらせたくて祈りましょう 夏の夜碧(あお)い翡翠
北から風が生まれる番(つがい)の鳥 水辺に遊ぶあなたはうつむいたまま髪に指に囁く予言(ことば)気づかないの?オーロラの布(きぬ)が広がる空でこうして見つめてる紫
私のラジヲ 壊れてしまってダイヤルが何処までも廻ってしまう月が満ちてカーテン越し窓の外が入って来た気配17.4Hz月齢と同じ誰も知らない放送局遠い夜彼方から届く
夜毎夜毎 夢に咲く百合の君百合から百合へ ささやく花言葉高原の停車場の汽笛ふるわせてゆめうつつのまま閉じたるつぼみを抱きしめてオペラホールの丸屋根の上で視つめて
まだ見ぬ恋を 失したような夕焼けたなびき 沈んでゆきます草原を駆ける 名も無き馬よやがて誰かに 捕らわれるのでしょうかひとりぼっちになったとき宵の明星 煌(きら
赤く錆びた月の夜に小さな船をうかべましょううすい透明な風は二人を遠く遠くに流しましたどこまでもまっすぐに進んで同じ所をぐるぐる廻って星もない暗闇でさまよう二人が
あかいくだものをがりりと噛みました濡れたくちびるがぬらぬらと光ります柔らかい布で 体を拭きましたこぼれる雫は誰の涙でしょうか幻の月の影をぼんやりと眺めていますあ
やわらかな夜に ひとり手紙を書いています葉桜の頃 過ぎて夏の気配満月の夜に そっと手紙は捨てましょうつれづれなるがままに春は逝く木々のざわめきに風は確かめられる
紅く 棚引く雲は誰の泣き顔か灯り 消えて点って明日を手招いているひとりで行くと決めた時に確かに心が宿命という声を聞いた窓に浮かんだ景色今を縁取れば出せない絵葉書
愛(かな)しゃる あの面影窓に映る月影夜の宙に駆けだすわたしを連れて拝(うが)むぃぶしゃた拝むぃぶしゃた拝むぃぶしゃた愛しゃる その体温(ぬくもり)待ち焦がれた
雨あがり 森の中鬼百合が香り立つようこそ ここは夢の境い目ようこそ 今宵 夏の宴に赤々と迎え火は天空に這い上がる眠りについた兵隊たちも風に飛び交う妖精たちも降り
旅立つ人よ 行方は聞かないそっと潮風にゆだねます砂に埋めた 願いのかけらをたったひとつだけ 手のひらにひかるかいがらを あなたにあげようサヨナラを口にする代わり
にわかに熱を帯びながら雲が渦を巻く生きもののようにこころにやがて滑りこむもうじき ほら 雨が降る頃別れたひとを探す行くあてない嘆きも引き潮に帰るせめて悲しみもは