井上りつ子

みちのく哀歌 – 井上りつ子

北山崎の 屏風岩
風はひゅるひゅる 海猫が鳴く

世間にそむいた不倫の仲
ましておんなは 直更に
つらいだろうね 流れ旅

海を見つめる 哀しさは
同じ気持ちか 二人とも
行きたいねあの空へ あの空へ…

小袖の海岸に 冬しぐれ
遠く漁火 浜の宿

あしたも足止め するような
窓を揺さぶる 海鳴りに
泣いたおまえの 愛しさよ

旅の疲れに すやすやと
軽い寝息の 幼さに
あたたかい 夢よ降れ 夢よ降れ…

海を見つめる 哀しさは
同じ気持ちか 二人とも
行きたいね あの空へ あの空へ…

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夢でもいいの – 井上りつ子

夢でもいいの ねえ嘘でもいいの不埒な恋だとわかってるいけない人だと指をさされそうだけど一人の黄昏街はロマネスク受話器なんか膝に乗せてもうピアス選んでる女だって口

南の恋祭り – 井上りつ子

好きなあのひとは 帰ってくるかしら遠い約束を 覚えているかしらハーあの夜と 同じ色のハー祭りの衣裳に 口紅さしてヨ待ちわびる ザボンの木蔭で私の背丈が 長くなる

わたしの好きな人 – 井上りつ子

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城崎すぎて トンネル抜けるとやがて 景色が変わります波立つ海は 捨てていかれた女ごころが 黒髪が…あなた 好きよ好きよ泣いて泣いて 日本海ひとり後追う汽車の窓あ

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