ペルシカリア

さよならロングヘアー – ペルシカリア

さよならロングヘアー
もう僕を好きだった君はいなかった

君が寝静まった午前2時
つけるテレビはただすなあらし
枕に残る君の匂いに
顔をうずめていた

「似合わない」と笑って
僕を気にして髪を伸ばしてた
長いと手入れが難しいとか
拗ねる君を見て僕も笑っていたんだ
どこかで僕はもう知ってたんだ

さよならロングヘアー
もう風が吹いて 顔が見えて 泣いてる気がしたんだ
さよならロングヘアー
君の髪みたいに 絡まった 僕らは絡まったんだ

ダボダボで着ていたパーカーに
変わってしまった横顔に
枕に残る君の匂いに
ただ僕は果てていた

さよならロングヘアー
もう風が吹いて ゆらりゆれてそれすら過去になって
さよならロングヘアー
君の髪みたいに 絡まった 僕らは

ねえ髪を切った君はいつか
また恋して髪を伸ばすからさ
ねえその時はどうか君が
僕のことを思い出して欲しいんだ

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