いつだって書いた運命は
手を伸ばして消えてゆく
不安定な僕の心を
揺さぶる
それでもあがいた運命は
ちょっとずつ熱を帯びてゆく
世界が回り始める
うだつが上がらない人生は
どうしようもない日常な
あたりさわりもないはずが
つまずく
傷ついたあの日の感情は
思い出せないくらいに凪いだ
無関心な君に溶けてゆく
言えない気持ちだとか
大丈夫なんて言葉が
そんな顔をしないでよ
君はどこへ行く
憂いを帯びた風景と
吐き出したあの衝動が
混ざりあって確かな感情が生まれた
何かが足りなくて それを探してるって
今もまた 私は生きている
日常に溶けた不安も
形容しがたい思いも
今笑えた気がするから
だから少しだけ 前を少し向いて
歩き出す
沁みついた街の情景は
瞼の裏に隠された
秘匿性の思いと混ざって
ひりつく
感覚は追いつかないが
確かなことは揺らがないんだ
ゆっくり私に溶けてく
言いたい気持ちだとか
なんてことない言葉が
一瞬光って空に
瞬いた気がした
結んだ約束もあって
言えない気持ちの途中だ
不確かな心の旅の先は
何があるかなんて どこに行くのかなんて
今はまだ わからないでいる
触れた指先の期待と
熱を帯びている肌が
今の私の答えです
きっと君にだって
どんなところにだって
行けるから
人気の新着歌詞
名もなき何もかも – トゲナシトゲアリ いつだって傷ばっかカラダもココロもバラバラになっていっちゃって激情や薄情が頭ん中グルグルと回る吐きそうな嘘ばっか次から次へと飛び交う街へ飛び込んだ悪臭に重なった
黎明を穿つ – トゲナシトゲアリ 妄想でもないけど現実味ない荒れた理想の世界 曖昧な現実信じてみたって何一つ救われやしない掬われるのは足元いない、いない、本当はいないのだろう顔のない誰かに怯えて
気鬱、白濁す – トゲナシトゲアリ 切り裂いた 空は綺麗で 夜の中に 迷い込んでこの胸を 突き刺す痛みを全て 溶かして揺らめいた風に 立ち向かうようにただ真っ直ぐ前を 見つめていた握りしめた手で
爆ぜて咲く – トゲナシトゲアリ ここから逃げ出したところでどこにも辿りつかないことくらいもう分かってる 分かってる痛いほど 分かってるけど黄昏 君とずっと眺めてたい遠くへ行けば忘れられるような
偽りの理 – トゲナシトゲアリ 淀んでいる 歪んでいる この世界に立ってただここで息をしていた私は何者でもない誰が敵で誰が味方さえわからない他人行儀には飽き飽きしたのQ.でもなんで?A.他人は
運命に賭けたい論理 – トゲナシトゲアリ 誰とも分かり合えない誰かに必要とされることも知らない…要らない私だったんだ混じり気のないキャンバス黒い斑点 増えるバグ歪(ゆが)みきって 疑心暗鬼朽ち果ててく心
空白とカタルシス – トゲナシトゲアリ どれだけ手に入れてもどれだけ自分のものにしてもしてもしても追いつけないな高望みしすぎなんて 腐ったような言葉誰しも誰よりも優れて欲しくはないんだよ理由はただ一つ
雑踏、僕らの街 – トゲナシトゲアリ やり残した鼓動が この夜を覆って僕らを包んで 粉々になる前に頼りなくてもいい その手をこの手は 自分自身のものさ変わらないはずはないよ 手を伸ばして雑踏の中で
運命の華 – トゲナシトゲアリ 誰だっておんなじ 命の上に生きてる居場所がないなら 飛び立ってゆけ運命が絡まって轟いて 他の道食べ尽くした私に残った人生 君と歌っていくこと灯りも風もない まる
闇に溶けてく – トゲナシトゲアリ 闇に溶けて 溶けて 溶けて 溶けてくネオンライトの透き間 走って潜って くぐってゆく透明な 深い夜に笑い合った生ぬるい風がなでた淡い記憶 全部覚えている共鳴した
蝶に結いた赤い糸 – トゲナシトゲアリ 君がくれた花束 枯らしてしまったり僕があげた手紙を 何処かに無くしたり喧嘩して 時に笑って ぶつかって 寄り添い合ってあてもなく 今日も行く この道を君が心に差