トゲナシトゲアリ

  • ダレモ – トゲナシトゲアリ

    足りないものばかり見たところで欲しいものは何処にもなかった焚きつけた過去への炎で君に理解してほしいだけ 退屈な日々 壊れたくて掃き出す現実(せかい) 嫌いなんだ騙し合う気配に疲れて僕は孤独を選んだだけ 優しさを見透かしたって何も無いと 疑うよあとで傷つくより端(はな)から線を引いては 守ってた 誰も奪わないでってうまく言葉が出てこなくって 笑う確かなものはないのに確かな何かになりたくて あのとき …

  • 蝶に結いた赤い糸 – トゲナシトゲアリ

    君がくれた花束 枯らしてしまったり僕があげた手紙を 何処かに無くしたり喧嘩して 時に笑って ぶつかって 寄り添い合ってあてもなく 今日も行く この道を 君が心に差した 傘は取ってあるよ僕もいつか誰かの 雨が止むようにと不甲斐なく 散る日もあるし わけもなく 泣きたくなるし壊せない 幼さに どうしょうもなく笑う 君と出逢えたはじまり 蝶に結いた赤い糸気のせいじゃないと 気づいていたんださよならと言っ…

  • 闇に溶けてく – トゲナシトゲアリ

    闇に溶けて 溶けて 溶けて 溶けてくネオンライトの透き間 走って潜って くぐってゆく 透明な 深い夜に笑い合った生ぬるい風がなでた淡い記憶 全部覚えている 共鳴した 君の声が宇宙の隅で飛び散った後に光ってた遥か遠く 夢を見ていたんだ いつまでもずっと このままで居よう夢が醒めてしまう言葉 今はまだ聞きたくないから耳を塞いでいた 胸が裂けて 裂けて 裂けて 裂けてくネオンライトの透き間 走って潜って…

  • 運命の華 – トゲナシトゲアリ

    誰だっておんなじ 命の上に生きてる居場所がないなら 飛び立ってゆけ 運命が絡まって轟いて 他の道食べ尽くした私に残った人生 君と歌っていくこと 灯りも風もない まるで孤立の牢獄苦しくて辛くって 傷だらけで全部が嫌だったんだ… 広げた翼は穴だらけでも地獄の底だって 君と歌えるなら 消えたくって 羽ばたいて 今消えたくなくなった摘み取って残した ここでいつか 華咲かせる消えたかった 私はもういない消え…

  • 空の箱 (井芹仁菜、河原木桃香) – トゲナシトゲアリ

    やけに白いんだ やたら長いんだコタエはだいたいカタチばかりの常識だろう指先が震えようとも 地図にはないはずの三叉路に今ぶつかっているのですが何を頼りに進めばいいのでしょうか 教科書通りとはよく言ったもので難しい言葉だらけ今日(こんにち)あの頃から少しも変わらない この空欄を埋めれば解けますか いつの日かあなたならどうやって先へと進みますか やけに白いんだ やたら長いんだコタエはだいたいカタチばかり…

  • サヨナラサヨナラサヨナラ – トゲナシトゲアリ

    サヨナラ サヨナラ サヨナラなんだよ また 見下されたどうせ 私 何も出来ないって決め付けたりしないでまた 蔑まれただって 私 何も出来ないって決め付けて嬉しそう 比較しないで 誰とも私は違うのに思い通りになりたくはない期待なんかされたくもないだってどうせまた 消えるくせに サヨナラ サヨナラ サヨナラだよ仮面被って笑ってるあんな人間 人間 ごめんだいつから嘘ついて 普通ぶって誰かに嫌われるのが怖…

  • 誰にもなれない私だから – トゲナシトゲアリ

    誰かに染まれない 誰にもなれない夢だと思って 笑ってみせた忘れた弱さ 悴(かじか)んでいく寂しい… なんて 言えるわけもない さりげない会話すら 傷つく心は誰一人 誰一人 幸せにしない ねぇ それでもまだ 期待 膨らむんだすれ違った嘘なんて 全部 捨てて 大逸れてないよってただ聞きたくて夢ばかりで幼くたって今日も変われない ままだっていいんだ君と歌っていたい何度だって感情ばっか揺れ動いて嫌われてき…

  • 心象的フラクタル (beni-shouga) – トゲナシトゲアリ

    いつだって書いた運命は手を伸ばして消えてゆく不安定な僕の心を揺さぶる それでもあがいた運命はちょっとずつ熱を帯びてゆく世界が回り始める うだつが上がらない人生はどうしようもない日常なあたりさわりもないはずがつまずく 傷ついたあの日の感情は思い出せないくらいに凪いだ無関心な君に溶けてゆく 言えない気持ちだとか大丈夫なんて言葉がそんな顔をしないでよ君はどこへ行く 憂いを帯びた風景と吐き出したあの衝動が…

  • 声なき魚 (新川崎(仮)) – トゲナシトゲアリ

    いつまで待ったって何ひとつ変わらないんならどいつもコイツもアテにならないそもそも誰かのせいだと言ったってこの痛みは消えないんだじっと膝を抱えてうずくまるだけの毎日にさよならしたいと願う神様なんてこれっぽっちも信じてないくせにうるさいんだよ ほっといてくれよ ひとりなんかじゃないよって知らない誰かが声を嗄らして歌っているそんな言葉に救われる命もあるんだろうな わからない そうなんだ そうだっけ? 忘…

  • 視界の隅 朽ちる音 (新川崎(仮)) – トゲナシトゲアリ

    絶え間なく混ざる交差点で僕らは何を手にしていた上辺だけの言葉達がこだまして削り合った 流れ星が落ちてきたら全部吹き飛ばしてしまう戯言何も変われなかった そうやって 知らないフリで僕ら手が汚れないように視界の隅 崩れてゆく夢のかけらも気づかないフリして 聞こえないフリしてほら 過ぎてゆく 正しさの渦と 流れてく街をプカプカ浮かんでどこにゆこう行き着いた先で笑えるなら手を繋ごう 夢じゃない 灰になった…

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