トゲナシトゲアリ

  • 吹き消した灯火 – トゲナシトゲアリ

    あの花火もいつか 見えない灰になるひとときの夢 見せるため いのち賭けて人ごみに紛れて 弱音隠すのはもうつらくなったんだ ほら また笑顔… 誰かの幸せを妬んで愛しきれないままじゃ 夢見れないよ あの日 心に宿した灯火吹き消して もう知らない場所へと過去の光 彷徨う弱音なら さよなら僕は今日から僕と 歩いていく 晴れていた青空 消え去って灰になるひとときの夢 見るために いのち賭けた剥がれていく夢と…

  • 最期の示壽り – トゲナシトゲアリ

    握りしめて 崩れ落ちた明日を辿っていた祈りこの手でまた破り捨てた全部いらない もう嫌になって 正しさすら溶けていった変わってゆく街を背にして描いたもの 確かなもの無くしてしまったもの ああ どんな言葉を君に言えばいいのだろうただ 当てもなく夢見て 汚れた嘘で 空は見えない煙のような 闇に呑まれて虚しく響く 張り詰めた声消えてゆくだけ そこは何もない いいよ この世界に居場所などなかった 一枚ずつち…

  • もう何もいらない未来 – トゲナシトゲアリ

    刻んだ夜を縫い合わせた砕いた本当のひとつひとつ眩しいままの淡い記憶破った 切り裂いた 適当に頷いて流れに逆らうことないように見え透いているその 目的地まで 息苦しい 地図は平気で縮まってそれでも逃げられなくて ただ 俯いた 嘘ついてばっかり凍りついた唇で叫べほら 夢を見たんだろう 粉々に壊れたその場所を果てなく澄み渡るその場所を もういらない 何もかも綺麗事 裏表本当の未来を探しにゆこうああ もっ…

  • 命をくれよ – トゲナシトゲアリ

    空が泣いてくれるから私は大丈夫だよどんなに身体や心が抉られようと私は大丈夫だよ 随分歩いてきた無音が鳴る此処までこの公園だけは変わらない私だけの居場所なんだよ 肩に伝わる雨の鼓動 強くなれない 正しくなれないなんでこんなに醜いんだろう何がいけなかったのか教えてよ神様 命をくれよ なんで生きているんだろうね喧騒の空間で顔を蝕むこの傷も嫌いだ声も出せず堕ちていくだけ 皆の幸せをもらっても足りない 全然…

  • 生きて生きてゆく – トゲナシトゲアリ

    予測した景色はどんな色して一体どれほど笑っていてどれほど泣いていたんだろう現実は思いのほか辛くて実際どこにもたどり着けなさそう いつからどこから間違ったかなんていまさらたらたら並べたとこでまだまだ続いてく暗闇に光が灯るわけじゃないそれならここから駆け出すしかない 藻掻いただけ曲がりなりにも進み続けるいとも簡単に夢のようにとはいかないけど足掻いただけ今日もまた一つ明日へ向かう時に散々に傷ついたりしな…

  • 臆病な白夜 – トゲナシトゲアリ

    失くした夢の欠片僕はまた声を忘れた抜け殻みたいな日々の中でどうにか息をした 感じないのに 溺れたい 溺れたい 求められたい孤独が 孤独が 埋まるように どんな痛みでもいい狂ってしまえば 何も感じなくていいからさようなら 最後には相応しい幕開けだそんな綺麗な言葉じゃ狂ってしまえない 何を失くしたっていいくらい教えてよ この先の見たことない現実(せかい) 眠れない夜ばかりが僕の朝焼けを隠して揺れ動く不…

  • 碧いif – トゲナシトゲアリ

    青い空なんて見たくもないんだ眩しすぎるから目に染みて痛くなった変わりのない毎日をいつからか望んでた動けないでいる僕を隠せるから 今さら存在価値を見出してここから連れ出してくれるような確信犯的な衝動を期待して目を閉じた 嫌われたって構わないって勇気も出ないくせに繰り返す毎日の中で光探してた笑われたって構わないってどうせ足を掬われてしまうんだろうもういっそ、その青で僕を殺してよ 昨日と同じ今日は死んで…

  • 無知のち私 – トゲナシトゲアリ

    知りたかった 知らなかったこんな こんな こんな こんな感情 ずっと優しい世界で 生ぬるい風に当たっていた悲しみの雨が降ったなら 誰かがすぐ光 与えてくれたずっと生きてくことって 誰かに支配されたままって思うたび窮屈で消えたくなっただけどそんなの思い込みだった 同じ過ち繰り返さないように 優しいだけ同じ不安ばかり襲ったとしたって変わりたい 変わりたい 変わりたかった変われる 変われる 願うのなら …

  • 蜃気楼ニ問フ – トゲナシトゲアリ

    何もない心の中 僕の胸の奥底にうずくまって歪んでいた淡色先天性心理 どうしても鳴り止まないあの日の音が鼓膜と心刺さったままずっとイタイ、イタイな闇の底へ、堕ちていく こびりついた劣等 一つ、一つ剥がしてもう何も言えやしないとか御免だ叫んでしまいたい 僕の声が揺らいだ心に深い傷をつけたなら歪んだその哀は誰が愛してくれますか? 白んで澄んだ心の中に爪痕を刻みつけた答えも存在しない世界に不正解ばかり投げ…

  • 薄采ディスプレイ – トゲナシトゲアリ

    いつだって憎んできたものは 不条理や見て見ぬフリだらけの 世界 だったはずなのに 気付けば染みついてたのは 黙認ややり過ごしてばかりの いま 足がすくんでる 幸せの本当の意味がやっと掴めそうだったそれなのにまた振り出しに戻されてしまったのは 何故 壊れないように ずっと大切に守ってきたものほど簡単にどうして 呆気なく 奪われてしまうの 戻れないと知り 散った後悔に押し潰されそうな こんな夜に願った…

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