「この山の頂に立つ」
それはまだずっと先にして…
ビルの生い茂る森を、四輪の馬で走る
今も昔も変わらないこと、全てが終点に向かうこと
大人になる時が頂上だと思っていた
子供の頃から憧れていた、人の完成系が次に目指すのは?
突き刺せば一瞬で終わるから
心の鞘にしまっていたい
伝えたい想いはあるけど
私はまだ崖の途中
君への道は遠いほどいい
ビルの生い茂る森を、二足歩行が行き交う
この都会(まち)の唯一の魅力、途切れることを知らないこと
夢を叶える時が頂上だと思っていた
子供の頃から欲しがっていた、全てを手にした現在向かうべき所は?
地下道を恐竜の群れ、なびかない黒の草原
巨大なムカデに飛び乗り、蟻の巣のトンネル抜けて
この東京(まち)がこの国の頂上だと思っていた
追いかけるものが尽きないから、ここはまだ終点を知らないまんまだ
「叶う時」は一瞬で終わるから
追いかける味に浸っていたい
伝えたら答えが出るから
私はまだ坂の途中
君の足跡追っていたい
「この山の頂に立つ」
それはまだずっと先にして
霞んでる霧のふもとで
私はまだ足を止めず
君の背中追いかけてたいの
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追伸 – チリヌルヲワカ 心という川の上澄みはきれい悪魔が泳ぐと途端に泥が舞う底に沈んだ欲が舞い上がり澄み切った川は茶色く汚されていく君はその茶色をなくすことだけに努力を重ねる必要はない
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天邪鬼 – チリヌルヲワカ さあここには楽という文字しかありません昨日までの苦行はまるで嘘のようだそれにしても今は思い出すというやり方が解らず困ってるんだここへ来るまでは竜神になってこの海
姫事 – チリヌルヲワカ あなたの指令に従って、あなたの望みを叶えてきたあなたの思想を迷いもせず、この世界に解き放ってきたその十本の指とたった一つの口あなたのトキメキの火種、尽きる時まで
シーホース – チリヌルヲワカ 人間は有難くも忘れていく生き物です永久に続く夕凪はなく終わらない宴はなく…私は今、白々しくも「忘れる」の技を使いますだけどあなたを頭の中から追い出す過程で後に残
答案用紙 – チリヌルヲワカ こんなにもつまらない話をどうしてそんなに真剣に聞いてくれるの?・春は( 曙 )・二人は( )似たもの同士きっと同じ答えを選ぶ惹かれてる気持ちはきっと本物気付
カスガイ – チリヌルヲワカ キミならボクの命さえも奪えるだろうボクの光をさえぎるのは簡単さああ秋の花が放つ香りは恒にふと頭にキミを映しだすような麻薬差し込む木漏れ日がボクを刺しても少しも痛
タルト – チリヌルヲワカ 卵と小麦粉で動物の型抜いて、仲良く手を取り共に作り上げた。白い粉を叩いてさあ隠しましょ。目を覆いたいようなことに蓋をして。ヨダレも滴るような甘い誘惑は、現代の生
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