桜は鮮やかに咲き 意味もなく夜を明かす
駐車場の広いコンビニでこぼれた歌謡が夕方を示してた
大人になったらさ、モスキート音みたいにさ
心の声が聞こえなくなるのかな
嫌なことも思い出してしまうから
君はもう帰ってこないかもね
君の心に一番近いから
そのボタンちょうだいなんてずっと言えないまんま
笑い出したくなるほどに本当は寂しい
切ないまでに嬉しい日々
君は夢を持って東京行きのバスに乗ったのさ
私は前を向く君をバス停から見てた
居なくならなきゃ分からない大切さなんてずるいよな
君に溶かした春
後になって泣いてしまうんだけどさ
向かう夢の隣に私はいないんだけどさ
自分を信じられなくなったら君を信じてる私を信じて
若葉は鮮やかになびき 意味の無い恋を探す
星の見えないこの街でいつかは大人になる
辛かったことなんて忘れられやしないよ
傷はいつまでも残るけど
「あのさ、こんなの私らしくないけど、私は君が何になっても好きだよ」
君は夢を持って東京行きのバスに乗ったのさ
私は前を向く君を窓越しに見てた
居なくならなきゃ分からない優しさなんてずるいよな
取り残された春
涙の一つや二つくらい見せておけばよかった
目立ちたがり屋の君は先へ進むけど
心がたまに疲れてしまったら何も無いこの街で待ってる
君は夢を持って東京行きのバスに乗ったのさ
私は前を向く君をバス停から見てた
居なくならなきゃ分からない大切さなんてずるいよな
戻りたいは言わないよ
そばに居たいも言わないよ
でもやっぱ私が良かったって後悔してね
自分を信じられなくなったら君を愛した私を思い出して
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