ゲルニカ

大油田交響樂 – ゲルニカ

雪と溶かす熱氣 白ひ息荒(ゐきあら)く
カンテラを燈して 日夜續(つゞ)く作業(さげう)
弛みなく響く ポムプの謳歌(あふくわ)よ
地底(ちてひ)に眠る 無盡藏(むじんざふ)の力(ちくわら)
北の果てサハリン 我等が誇り大油田(だいゆでん)

吹雪舞ふ夜空 紅ひに染めて
立ち竝(なら)ぶ櫓(やぐら) 吐き出す火柱
凍(かう)り付くパイプ 送られる石油
待ちわびる皆 本土へと届け
北の果てサハリン 我等が誇り大油田(だいゆでん)

人気の新着歌詞

磁力ビギン – ゲルニカ

繋がれた電池 回りだすコイル描かれる磁界 飛び交わす電子唸り出す電磁石の力クギをクリップをビンをコンパスをたわわに鉄を吸い付ける互いに引き合うSとN互いに離れる

青銅の軟体 – ゲルニカ

天をつく高さ 地をおおう大きさ押しつぶす圧力 流動するエネルギー巨大なる青銅の軟体恐るべき重量に 沈みゆく地表にぶく光る ゲル状の金属増大する容積の化身全てを飲

地球ゴマ – ゲルニカ

ユラユラ ゆらめく ギュルギュル まわる遊びはじめる 指先の天体つまさきだちする 手のひらの引力巻きつく科学 地軸のダンス 回転の奇術ユラユラ ゆらめく ギュル

動力の姫 – ゲルニカ

ギリギリ ギリギリ 廻る齒車バチバチ バチバチ 飛び散る火花ビユンビユン ビユンビユン 跳ねるスプリムグ關節が曲がつて行く フオルムが廻り出す踊り出す動力の姫 

マロニエ讀本 – ゲルニカ

軒の燕が電線停りしだれ柳にこの身がなびくあの日通いしニコライ堂礼拝すれば熱き涙を神ぞ知れ待てど暮らせど来ぬ人の便りを待たぬ日とてなく思い乱れてなを文を書く路傍の

工場見學 – ゲルニカ

廻り續ける齒車を 見てゐやう流れ續けるベルトコムベヤを 見てゐやう送り出される製品を 見てゐやうPROCESS PROCESS PROCESS…噴き上げる蒸氣流

銀輪は唄う – ゲルニカ

二人並んで自転車に乗ればこもれびを浴びてスポオク光るハンドルさばきも巧みなものさ木立を縫って山道行けばネツカチイフをそよ風揺らす歌を唄えば朗らかに君はあの歌 僕

スケエテヰング・リンク – ゲルニカ

氷(かうり)の祭典(さひてん) スケエテヰングリンク銀盤の上を 少女達(しやうじよたち)が滑る樂士(ぐわくし)の奏でる 胸高(むねたくわ)なるメロデイ美しひ骨格

曙 – ゲルニカ

私は彷徨(さまや)ふ トランク一杯思ひ出詰めて東京(とうけう)の出會(であ)ひ タンゴ奏(くわな)でるダンスホオルでヒイル脱ぎ捨て 夜が明けるまで踊つたものね別

ブレヘメン – ゲルニカ

時の無ひ ソワレ言葉の無ひ スクリプト問ひかける タンゴの音色遠き(たう)日々の メモワアル涙ぐんでもフロアに砕けた ワイングラス僕たちは、、、

潛水艦 – ゲルニカ

「ベムト開け、急速潛航深度二十米(メエトル)!レエダアが目標(もくひやふ)を發見(はつけん)シマシタツ!方位角右(ほうゐくわくみぎ)八十度、距離八百六十米(メエ

復興の唄 – ゲルニカ

築かふ明日を 燒け跡に都市計畫(としけいくわく)で 夢の町着々出來る ビルデイングぐんぐん伸びる アスフアルト素敵な君は 八頭身(はつたうしん)肩(くわた)の張

夢の山嶽地帯 – ゲルニカ

ワインを詰めた水筒(すひたふ)とリユツクサツクにチイズ入れ今日(けふ)は日曜(にちやふ) 山歩き最新型(さひしんぐわた)の ケヘブルカア登つて行くよ 降りてくる

落日 – ゲルニカ

夕映(ゆふば)へは 大廣閒に長(なぐわ)き影(くわげ)落とす日夜明け暮れた舞踏會(ぶたうくわい)貴婦人の微笑み シヤンパンの雨時は經ち 全ては繪空事(えそらごと

夢の端々 – ゲルニカ

思いおこせば夢の端々喜び 悲しみ 幾星霜幸多かれと 見かわす瞳いっときの別れに涙がおつるあおき子よ 小手をかかげて白きハンケチふりたまへ今日この場所 さようなら

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