のの

必要ない – のの

ほんの少しだけ
幸せなお陰で
死ぬのが怖いんだ
きっと何十年かして
また違う弱さに
出くわしているだろう

抱きしめたい人は僕を
必要としてる?
何を残してさ
老いていけばいい?

大切な感情が溢れたら
ちゃんと言葉にして残しておきたい
だれかにとって意味のある時間が描けたら
きっと最後に微笑むよ

裸のままでいたい
汚れさえも愛して
くれる人がいるなら
ちっぽけだからこそ
悔しかったこととか
忘れたくなんてない

カッコつけているときも
日和っているときも
つよがりな僕に変わりはしないけど

こんなに大きな惑星に乗って
僕はラッキーなんだって思えること
だれかのために生きていたと言えるのなら
暗闇の前でも微笑むよ

こんなに大きな惑星の隅で
僕がくべた火でも
輝きと呼んでいいかな
永遠などないとしても
真実を刻もう
つよがった分だけ
だれかにとって意味のある時間が描けたら
きっと最後に
暗闇の前でも
カッコ悪くても
微笑むよ

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