しゅばる
理想宮 – しゅばる
石を集めて 毎日集めて
なるべく静かな所に
色んな形を 沢山集めて
大きな城を建てよう
あの日躓いた拍子に浮かんだ理想の通り
世界に一つだけのお城を
汗をかいて 土に塗れて
大きな城を建てよう
空想動物のオブジェに 並んだ人型の塔に
庭に君の好きだったヒマワリの種撒いて
石を集めて 毎日集めて
なるべく見えない所で
君と二人だけで過ごせたら
どれだけ素晴らしいだろう
ここでずっとね
石を集めて 毎日集めて
なるべく静かな所に
色んな形を 沢山集めて
大きな城を建てよう
あの日躓いた拍子に浮かんだ理想の通り
世界に一つだけのお城を
汗をかいて 土に塗れて
大きな城を建てよう
空想動物のオブジェに 並んだ人型の塔に
庭に君の好きだったヒマワリの種撒いて
石を集めて 毎日集めて
なるべく見えない所で
君と二人だけで過ごせたら
どれだけ素晴らしいだろう
ここでずっとね
菜の花畑に埋もれた地元の小さな通り大きな荷物を転がした美しい女が一人高めのヒールも艶やかにお久しぶりねと僕を呼び止める声で思い出すあの日の少女の姿クラスの隅で目
山の麓の何も無い町 こちらは特に変わりなく出来るだけ休みはせずに 手紙を待つ人の所へ近頃は川の木陰に 疲れたら腰下ろし鳥達をちょっと眺めたら もう一度歩き出すん
重い頭を引っ込めて ただ手を動かすことだけ海の声を聴きに行こうか 遠い海の言葉を汚れたボートに帆を掲げ オールで漕ぎ出た向こう見ず海がそれを拒むだろうか 広い空
コートダジュールに降り立ち まさかの雨に神頼み茶色い海 荒れる地中海サイトにあったマルシェには 目にも眩い夏野菜曜日違って在るのは骨董品届け祈り お天道様に紺碧
コンガのビートに乗っかって こんがらがる紐解いて自由に歩め 遠くへ行くなら膝栗毛頑固な爺さんも誘って ランバダ踊った少年期牛乳飲んで大きくなったぞ 行こうマイウ
月明かり浴びて眠る君どんな夢を見てるの 僕に知れはしないけど一人きり とても嫌がる君どうか幸せな夢であれと願うよもし僕がこの世から消えてしまってもいつまでも俯い
横浜を歩けば思い出すあの味今日は僕が君に作る中華料理赤パプリカ ピーマン 種は取っておこう生姜の皮剥いて下準備はこれで良しパプリカ ピーマン 玉ねぎ 2センチ角