さとう。

つよがり – さとう。

人に会えぬ休日とか
人に会わぬ口実とか
ああ笑ってくれよ夕焼け
必死だよ、ずっと、勝手でしょ

夢でできる倒立とか
嘘にできる憂鬱とか
「またね」って言葉を
間に受けちゃうのがやだ

どうして、こんなに素直に言えない
どうして、あなたの前で
知らない誰かになっている

首に仕込む香水とか
ふいに潜むため息とか
ああ気づいてくれよいい加減
必死だよ、ずっと

一人泣いた祝日とか
何も食べてない夜とか
「別に」って言葉を
間に受けないでよ、ばか

どうして、こんなに素顔を知らない
どうして、あなたは今日も
言えない秘密を持っている

一人泣いた祝日とか
何も食べてない夜とか
「別に」って言葉を
間に受けないでよ、ばか

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始発前 – さとう。

口下手なのはお互い様でも別れの一つもないなんて悲しくはなるさいやでも覚えた癖 忘れなくちゃな要するに君はもう答えを出していて呼び出したものの話を切り出せなくて結

ピアス – さとう。

期待してはないけど髪を耳にかけてみる今日のために買ったのこの色に似合うワンピース心に穴があかないように体に穴をあけているあなたに嘘をつかないように自分に嘘をつく

ステージ – さとう。

君が余命宣告された夜僕は何してたっけなあ無理して笑って震える声すら気づかずにいたんだ君が緊急搬送された夜何も感じなかったなあ病室 細くなった腕をさするのも悔しか

3% – さとう。

突然ごめん、あと 3%丁度最寄りに着いたとこそんなに長く話せないけれど声が聞きたくて今日はどうだった?疲れたよね帰ったらすぐに寝ちゃうかもなそういえば今日気にな

泣いているのは – さとう。

悲しい映画を観たからだと思う悲しい歌を聞いたからだと思う大丈夫、大丈夫、ちょっと溢れてしまったけれど大丈夫、違うの、ごめんね、謝らないで悲しいことがあったとして

あの夜 – さとう。

酒のせいにもしない魔が差したとも思わない一人凍える満月は私にふさわしい夜ね誰のせいにもしない好き勝手言えばいいよ射し込む朝の温度は私に冷たくするのね正解はないは

細胞 – さとう。

駅前は工事中ニューオープンと閉店セール探している四六時中 昨日と何かが違う僕目まぐるしく、変わってゆく街に置いてかれる のが怖くもなる見上げるたび 声は明瞭に「

楽屋 – さとう。

ゴミ収集車の音始発はとっくに動いている線路沿い 1K この部屋だけが知る泣き声布団に潜っていても自転する音が迫ってくる揺すられたってどうにもできない身体に根っこ

振り返る街 – さとう。

振り返る街 あいつはもう戻らないらしい噂話 乾いた口振り返る街 青春を縛っていた縄はひとつだけ 死なないように振り返る街 テレビは他人事でムカつく何がわかる お

食卓 – さとう。

誰かの食べかけみたいな人生だきっとこの景色もあの景色もおさがりだな噛み続けたガムみたいな毎日だもうこの言葉もあの言葉も聞き飽きて言い飽きている食卓に並べられた平

見かけなくなった猫 – さとう。

見かけなくなった猫気づけばいつでも探してしまう見かけなくなった猫君のことを歌っている撫でさせてもらえたことなどないけれどあの色模様が記憶から消せない見かけなくな

マイク前 – さとう。

「勝ち負けじゃない」とか言い訳はすんな、文字と睨めっこ開始対峙する声に尻込み、すくむ脚騒がしい胸の内 静寂よりはマシ腹を括れよ、ここは荊棘道あああああ 声は出る

朗朗 – さとう。

開いたページ 並ぶ文字右から左 目でなぞる言葉たちに試されている熱を持つ 喉の奥今も僕の背中を叩く問いかけが頭を駆け巡る「それでいいなら、それでいいけどそうじゃ

アマレット – さとう。

ああ、今なら少しわかる君が海を選んだ理由揺れる水面に浮かぶ歪んだ月にその想いを重ねたんだろうああ、今更少し触れることも許されちゃいないんだろうそんな遠くへ行くな

夕陽になった人 – さとう。

あなたの愛に色があるのならばこの狭いアパートにふさわしくない大きな窓枠が切り取った夕陽のオレンジだと思うあなたの愛に歌があるのならば坂の上まで競走している子供ら

春一番 – さとう。

幾重にもなっていた出会いの たかがひとひらだったんだろなその後変わりないだろうかいつしか唸っていた眩暈も やがて忘れてしまうんだろうか言わずもがなと笑う花がひら

Aini – さとう。

今日もまた 祈るように、縋るように、声を鳴らす今日もまだ 出会えてないあなたへと歌を送る自分を許すために生まれた言葉で世界のどこかの心と、今、目があった気がした

点滅する – さとう。

僕たちは、点滅するから美しいんだ僕たちは、点滅するから愛おしいな例えるならばそう踏切、ずれる信号いつか重なる時を待ってしまうの例えるならばそう夜には消える太陽月

ネバーランドより – さとう。

やあ、元気にしているかいずっと上から見ていたんだけどいつも俯いている君に痺れを切らして 手紙を書いたのさウェンディ頬を撫でる風も繋いだその手の温度も昨日のことの

逃避行ハイウェイ – さとう。

速度は落とさないまま そのまま深夜の首都高はやけに寂しいね頬杖をついた君の指先に走る街灯が集まってる、光ってる、気づいてる?あまり慣れたもんじゃないからよそ見も

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