きゃない

コインランドリー – きゃない

もう一日が終わる
多分似たような明日だ
終わり方を気にするつまらない生物
どうしても後悔は
残ることを知ったよ
一番の宝物は「今更」だったんだ

縄でつながれ歩かされて
知らぬ間に大人にされた
自由の海で探したものは
縄だった

回る暮らしの中で
無くした物ってなんだっけ?
取り憑かれるようにして
僕は今もここにいるよ
信号が赤に変わって
昨日と同じ顔になった
帰りたい場所は全て
過去に在るのかな

前向きな後ろ向きは
どう進めばいいんだろう?
正しさを掴み取れと
誰もが偉そうに
僕の中にある感情は
教科書に沿ってなきゃ
つまらない物ですか?
間違っていますか?

針で突かれて疲れ果てて
嘘の自分を作った
愛した人に嫌われた僕は
僕じゃないのに

回る暮らしの中で
守った物ってなんだっけ?
誰かの言葉が消えなくて
何も聞こえないよ
信号が青に変わって
進まなきゃ行けなくなった
夢を諦める事を
僕が望んだから

今日はとてもいい日だった
今日はすごくいい日だった
悲しい事より嬉しい事に
涙を流したいな
信号がまた色を変える
似たようで違う人通り
今日もコインランドリーからは
いつもと同じ匂い

回る暮らしの中で

人気の新着歌詞

イヌ – きゃない

改札の前でちょっと寂しげな人飼い主を待つ犬みたい ソワソワしてるあなたもそうよねきっと悪気はないでしょう優しくなる事に造作無くて溺れてしまったのよ他の誰かと寝て

バニラ – きゃない

あぁ 君の事愛してる 心からいつでもどこでも君を思うだろう描いていた理想じゃなくありふれた言葉や暮らしで二人は笑い合えた傷付けて ほどけそうでそれでも今も君は僕

夕暮れ – きゃない

茜に染まる街を抜け地下鉄に乗り込んだなら少しはマシになるはずさ騒ぐ胸も焦る足も聞いた話じゃ趣味の悪いあの人と付き合っただとかどこまでいっただとか聞きたくもないの

紫陽花 – きゃない

雨降り街は鬱 傘の中に広がる海陽が照らせば街は紫色 花も咲くよ今年の六月は 思ったより悪くはなかったわ新しい収穫も 腐った実にも気付けたから咲いた花が枯れても恋

花火 – きゃない

この街はどこか寂しくて欠けたような気になる懐かしい匂いに惑わされ間違えた恋もある「何でもない日が続けばいいのよ」りんご飴舐めながら君は言った花火が上がった嘘みた

愛の言葉 – きゃない

冷えた僕の手が君に触れた ただそれだけで悩んでいたこれからの事もうどうでも良くなってここ二、三日は何をすれば君と僕が顔をしわくちゃにして笑い合えるのか考えている

Back to top button