あたらよ

  • 春となり – あたらよ

    溢れ出した感情は形を変えて君の頬を伝う零れ落ちる変わりたいって感情が間違いなんかじゃないことを君が教えてくれたから 長い雨が過ぎて風は雲を溶かし顔見せる青伝えたいと焦るほどに想い遠回りばかりして 溶けだした思い芽吹く春を待っている 「これが僕らの空気だ」 感情のコップいっぱいに君の涙を溜めて飲み干してしまいたいよ言葉足らずで不器用な君も預けて欲しいと願ってしまったのですいたく願ってしまったのです …

  • ハク – あたらよ

    深い呼吸を1つ落としてみる夢の中を泳いでいるみたいで淡い期待に少し弾んでいる胸の光ぎゅっと隠した いつかの日常が「やけに懐かしくなった」ってさ笑って言えるほど毎日が育っていく栞は必要ないや僕だけが知る続きを君と今描くから 知っていくほどに広がる世界が確かにあったこの胸を穿つ衝動も全て飲み干してしまえるきっと速度は違えど辿った道はどこか似ていた紙が擦れる 音が弾ける光の中で 僕がはにかむ君の1歩が僕…

  • 夢現、夏風薫る – あたらよ

    暗い暗い夜の中を1人で歩く日々はねぇきっと君が思うよりもずっとずっと痛かったんだ 君が言う「ごめんね」の一言は僕には理解できなくてさただそれなら言葉は要らないから横にいて欲しかった 秋になって冬が来れば君は僕を忘れてゆくんだねそれでいいさ美しいあの日々はずっと消えないまま 僕の心に夢現、夏風薫る 眩しい記憶の中手探り君を探すあぁきっと僕ら変わっていくんだね波がさらっていくようにそっとぎゅっと上書き…

  • 溺れている – あたらよ

    都会の中溺れていた僕が言うのさ「ここには何も無いから早く連れ出して」夢の中溺れていた僕が言うのさ「ここなら何も怖くないよ」と 生きてきた証1つ持っていかなきゃこのままじゃ向こうでも愛して貰えないだろうからせめてもの手土産になるものを一つでも多く持っていけるように 濁った水槽の中を泳ぐ僕はそうずっと透明なんだ溺れていることすら気付かぬまま揺蕩うのさ滑稽。滑稽。滑稽!滑稽?可哀想。可哀想!可哀想。可哀…

  • 夜空を蝕んで – あたらよ

    孤独を歌った傷つかないように君の見てる世界はどんな色 愛を歌った君が泣くようにとでも気づけば泣いてるのは私のほう許せないと歌った昨日の自分も時が経てばどうせまた忘れるんだろ 後悔を歌え愛を歌え何度も声の奥もう散々だと泣いた夜に茜が散っていくうざったいな静寂がやけに煩いから夜空蝕んで眠った 夢を語った「これで最後にしよう」そう思えば思うほど遠ざかる失くせないと誓った理想の自分も時が経てばどうせ手放せ…

  • しないで – あたらよ

    霧の中にずっと居るような気分だ傷跡を撫で息を吐いてはまた唇を噛んでやり過ごす使い古された言葉寄せ集めたみたいな慰め分かった顔で吐く偽善者 「立ち止まるな」「許さない」と「無責任だ」「ありえない」と過去を生きた僕は言うんだ「笑え」「笑え」って言うんだ 突然降り出した雨は都合よく止んでくれないから傘を失くした僕たちは手探りの中ただ声を枯らしている泣けない夜に貴方を探したこのまま一緒に生きると思ってた私…

  • 朝凪 – あたらよ

    溶けきってしまったキャンディのように甘ったるい後味ここに残っているいつしか褪せて 擦れて 消えた白線の上を歩いた影は空を知っている 言葉も無いまま答えを探し歩く逃げ水追えば独り 朝凪のなかでずっと声を紡いで海を渡って貴方のもとまで虹が空に弧を描いた雨が上がって君の顔がよく見えた泡沫の中で見た夢か。綺麗だ。 読み切ってしまったフィクションのように言い得ない存在感がここに宿っているいつしか混ぜて 揺れ…

  • ツキノフネ – あたらよ

    夕焼け染まる君の背をただ追うように歩くこのままどこか遠くの街まで行けたらいいのに 俯くことも慣れてきた(慣れてきた)でも歩くだけでもう痛いから(痛いから) 手を伸ばしてしまうよ触れられないとしてもあの三日月は美しいから勇敢な僕らの声はきっと届いていくんだ俯いていたあの日の自分へ走り出せ今 青空浮かぶ五線譜にただひとつ鳴る音目指したどこか遠くの街まで響けばいいのに 手を伸ばしてしまうよ触れられないと…

  • 忘愛 – あたらよ

    通りすがりの雨がほら僕を突き刺すように踊っている土の香りがした 「傘は無いよ」と笑う君ふと思い出し懐かしくなっている 君の香りがした 忘れてしまった愛のカタチをひとつひとつ確かめていく何を失くした?どこから間違っていたんだろう?分かんなくなったよあの夜手の中で咲いた花の名前を教えてよ僕はまだ君を愛してる 曇った空に覗く青染まらないでと願ってしまうのはさ心細いからか 「夢がないな」と笑う君ふと思い出…

  • realize – あたらよ

    まるで夢を見ているようだ頬を撫でる緑風の中それはそれは美しく儚い夢だった このまま身を預けてしまえば楽になれる気がしたのでも今は目の前の罪に背を向けられずに ただ背負った重たい荷物を背負い直してまた歩くのこの先続く道がどんなに険しくとも夢に流されぬように今を見つめる強さをぎゅっと握りしめながらただ今を生きていくこれからも 孤独を飲んで歩いてきた道はいつも答えなど無くただひたすらに前を向いた立ち止ま…

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