桜ちかこ

流氷酒場 – 桜ちかこ

風が暖簾(のれん)を たたくたび
蟹を焼く手が 止まります
みれんなんです 三ヶ月(みつき)もたって
いまも待ってる あのひとを
北の最果て 流氷酒場
カモメお前も さみしいか

店(ここ)のお客は みなおなじ
つらい過去(むかし)を 捨てに来る
そんななかでも あのひとだけが
なぜか気になる ひとでした
窓の向こうは 流氷原野
海が夜通し 哭(な)きじゃくる

奴はこの頃 来ないねと
いつもお客に 言われます
だれのことだと わらってみせて
そっとなみだを 噛むのです
北の最果て 流氷酒場
どこで何して いるのやら

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