工藤えみ
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月光の夜 – 工藤えみ
さよなら ただ出口を 探して坂を降りる君の隣つないだ手が ほどけてしまわないように指の隙間を今 こぼれる想い出ごと強く握りしめたんだよ 困らせるとわかっていても 街は 淡い二人に 霞んで君を吸い込んでしまいそうなやさしい色にあふれていて 僕はまぶしくて握りしめた想い出 どれほど集めても夜にこぼれてゆく冷たいままの君の手を どうすることも出来ずに 通りすぎる車の ランプが 赤く伸びる頬を伝う涙のよう…
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小さなカケラ – 工藤えみ
あの日に初めて 見た顔 嬉しそうに恋したかもしれない 教えてくれたね 不器用だけれど いつでも まっすぐな気持ちトキメキ笑っている 君は素敵で 小さな愛の カケラを集めてはいつか大きな 愛が実りを 迎える 君なら できるよ 必ず誰よりも 強い 想い 持ってるでしょ悩んで 疲れて それでも歩き出せば 愛は 途切れないからどんなに 離れても 心の奥は 一緒に叶える日 描きながら 進もう あの日と似てる…
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あなたに – 工藤えみ
人にやさしくされた時 自分の小ささを知りましたあなた疑う心恥じて 信じましょう心から 流れゆく日々その中で 変わりゆく物多すぎて揺るがないものただ一つ あなたへの思いは変わらない 泣かないで愛しい人よ 悩める喜び感じよう気がつけば悩んだ倍 あなたを大切に思うほら 元どおり以上だよ 気がつけばもう僕の腕の中 あなたに逢いたくて眠れない夜 夢で逢えたら 考えすぎて眠れない夜夢で逢えたら どこへ行こうか…
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空も飛べるはず – 工藤えみ
幼い微熱を 下げられないまま神様の影を恐れて隠したナイフが 似合わない僕をおどけた歌でなぐさめた 色褪せながら ひび割れながら輝くすべを求めて 君と出会った奇跡が この胸にあふれてるきっと今は 自由に空も飛べるはず夢を濡らした涙が 海原へ流れたらずっとそばで笑っていてほしい 切り札にしてた 見えすいた嘘は満月の夜にやぶいたはかなく揺れる 髪のにおいで深い眠りから覚めて 君と出会った奇跡が この胸に…
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My Best Friend – 工藤えみ
君と並び毎日通った通学路 あの日以来歩いてみるけど景色さえ違って見えてしまう ほらまた君想いだす どこへ行くもいつでも二人で通る道響くチャイム夕日を見ながら話してた早く大人になりたいって憧れ 焦るばかりだったね いつの日か君から届いた手紙を読み返し変わらぬ懐かしい文字たちまた来る朝でリセットされるはずが なに一つ消してくれなくて 待ち合わせの時には 君を見つけると 手を振り駆け寄った今は簡単には会…
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Being me! – 工藤えみ
はりつく襟足 指ではじくジリジリ痛い 日差しに負けそう退屈な午後でも ほんの少し見え隠れする 弾んだ思い そう言えば昔から 苦手な夏なぜだろう? ちょっと眩しすぎるの ムチャしてドキドキ 楽しむのも良いけど立ち止まり 爽やかな風 感じたり急いで過ぎゆく 溶けるような季節に負けないで 私らしく今 Feeling wave! つかまえる 新しいサンダル 買ってみたりビビットなネイル 合わせたりして こ…
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Dear – 工藤えみ
生まれて来る前から あなたの愛包まれて どれほどの想い持ち 育ててくれたの 近すぎてる距離が二人の距離をつくりすれ違っても 辛い涙も受け止めて 心の鍵を探してくれたあなたのもとへ生まれた奇跡 世界中他にはない幸せ感じる 誰にでも同じよに 明るく愛注いでた たくさん話をして 絆を深めて 繋いだ手の絡んだ小指 暖かさが安らぎになる 嬉し涙も 受け止めて そっと頭を撫でてくれたねあなたのもとへ生まれた奇…
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聖なる夜に – 工藤えみ
白い吐息が色づくイルミネーション 輝き 誰もが誰かを想いながら笑ってる 悲しみさえ 七色に包み忘れてく 聖なる夜愛と平和と 幸を祈ってる 今宵あなたも美しココロ抱いて輝く 誰もが誰かを想いながら笑ってる 悲しみさえ 鐘の音が包み消されてく 聖なる夜愛と平和と 幸を祈ってる 誰もが誰かを想いながら生きてる 悲しみさえ 七色に包み忘れてく 聖なる夜いくつも笑み 鐘の音が包みどこまでも 広がる夜夢と平和…