膝をかかえ寂しさと 話し合えるなら
ふたりぼっち夕やけに 顔を染めて
胸の悩み半分を 聞いてくれるなら
何も言わずうなずいて くれるだけでいい
泣きだしそうになったら 笑わせてくれ
弱音を言うなよと 肩を抱いてくれ
いままで二人 喧嘩もしたけど
一緒に歩いてきたじゃないか
風に吹かれ寂しさと 何処(どこ)か行けるなら
ふたりぼっち北国の 遠い町へ
肩の荷物半分を もってくれるなら
いつも後ろ離れずに ついてくればいい
駆けだしそうになったら 追いかけてくれ
無理して急ぐなと 声をかけてくれ
いままで二人 喧嘩もしたけど
一緒に歩いてきたじゃないか
いままで二人 喧嘩もしたけど
一緒に歩いてきたじゃないか
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男に渡れぬ 川がある女という名の 川がある渡り切れない 向こう岸ひとり酒場で 夢を見る男は誰でも 根なし草背中に淋しい 顔がある雨の降る夜は 尚更に過ぎた昔が
「今は我慢しよう 俺たち一緒に夢を飛ばしてきた 竹とんぼじゃないか」砂を噛むような こんな人の世に誰かひとりでも 信じ合えるなら夢がささくれて 人生(みち)に迷
お酒をのめば 忘れ草いいことばっかり あんたは言ってカラスみたいに どこかへ帰るそれでも心底 惚れているから一生このまま 待つだけの電信柱でいいからさ今度生まれ
おまえのために作ったうたも忘れてしまったいくとしぶりに歩く町も姿を変え懐かしい友に会った 昔の面影はそのままくちづけだけで別れた恋 あの人はとなりの町で 幸せに
面影橋は なごり橋あなたがそこに いるようで面影橋は もどり橋涙を連れて 渡る橋光りが水に たわむれて音も立てずに はしゃいでるおもいでばかりが まぶしくてあな
月に叢雲 花に風望まぬものの訪れも君は清やかに微笑み浮かべ澄んだ瞳は瞬きもせず心の誓い心の惑い白い素肌に秘めて謎めく燃える思いを抱きながら君を讃えて見つめよう雨
あなたにふれて 抱かれるたびに綺麗な顔に なるけれど心にひそむ 涙がいつかひとりの夜明けに ならないようにせめて 夢の中だけは悲しい女に させないでせめて 夢の
雨がみぞれに 変わる頃時計の針が昔に戻るあなたを忘れる手だてもなくて心は今も篭の鳥東京発 北国へ雪にこの身をさらしたら断ち切ることが出来ますか焦がれる思いをひと
永遠に似た 時の長さ少年の頃 知らずにいたけどいつのまに こんな遠くまで生きて来れたのだろう…星の見えない 都会の空にスカイツリーの 光が届く繰り返す罪 手のひ
ベッドに寝てる君のそば毎日僕はひとつずつ短い短い 物語君に読もうと思います笑えば君の気持ちさえはれて病いも消えていくそうなったらいいなって僕は自分につぶやいた先
あんたとふたりで 昭和の川を 恋唄 舟歌 流れてきたね 春なら夜桜 人肌酒で 酔ったまんまで 惚れ直してね あぁ 時代屋の 男と女 演歌が似合って いるけれど
もしもちがった人生を 歩いたとしても熱き心を俺は 道づれにしていた空に北斗の星を 仰ぎみれば人の運命は はかなく愛しい生きざまは 俺のものたとえ時代が変わっても
日暮れ間近の せつなさがやがて涙を 連れてくる燃えて焦がれて 抱かれてもそれも今では 絵空事ふたりでいても ふたりが辛いひとりでいれば なかさら辛い夢の道草 く
駅まで続くゆるやかな この坂道もいまではひとり歩けない 車椅子の妻(キミ)はもう人生にこしかけて いればいいんだよいつでも後ろふりむけば 俺が 俺がいるから長い
思えば何年 通っただろう桜並木の この道を時代はいつも 一歩先を悩んだことも 数知れず幸せ計る 物差しなんかきっとどこにも ないけれど不器用だけど 生きてきた時
今なら笑って 言えるけどひとり悩んだ あの頃をおもいで達に ケリつけてぐっと飲み干す 居酒屋で人生は 河のように流れ続けて 背を向けるあきらめないで 越えていく
酔えば悲しい 流行歌(はやりうた)身の上ばなしと 良く似てる窓にしぐれの この都会(まち)にゃいいことひとつも なかったけれど一日2本の 煙草を吸ってうすいお酒
月にうさぎがいた時代あんたに逢えてりゃ 良かったね胸のまん中 痛むけど惚れてみたって 他人(ひと)の男(もの)ああ 恋がさね ああ 罪がさねいっそこのまま 女を
つまらないこと気にしたら つまづいちゃうのよ人間は誰がもうけて損をした そんな話で明け暮れて横断歩道で 空、見ても月が出てなきゃ ツキがないトコトン、トコトン
お前はお前 俺は俺自由勝手を性分(しょうぶん)にしてはぐれもよしと 暮らす心にも孤独な犬の 遠吠えに似て人恋し 人恋しいと時折響く 声がある愛の話は 苦手なはず