吉田仁人

ロータリー – 吉田仁人

待てど暮らせどこの工事は
終わりそうにない。不便でしょうがない。
溢れ落ちるくらい抱えた荷物じゃ
はみ出てた愛に気づかない

上手くやってたつもりでも
テレビの音とため息の中で。
ふたりの時間が減っていることも
気づいてたはずなのに

空っぽの部屋に
慰められている気がして
駅前のよく行ったパン屋も
ずいぶんと前に

ただあなたを愛していた頃に
砂時計を返すように戻れたら
恥じらうように手を繋いだ
古びたロータリー
思い出の中にひとり。

気づかれないように背伸びをして
置いていかれないように隣を歩いてさ
あの待ち合わせの場所も
最後に見送った背中も
ねぇ

ただあなたを愛していた頃に
砂時計を返して戻れるのなら
不便でも、辛くても、手を繋いで
隣にいさせて。
思い出にできないから。
あなたのいない町で。

人気の新着歌詞

共同体 – 吉田仁人

いつからだろうか目に映る全てを写真に残して見せ合うようになったね苦手だった愚痴も不器用な甘え方もほぐれたふたりで溶けて混ざり合う今まで感じた事のないちょっとだけ

オレンジ – 吉田仁人

時々あなたを思い出す冴えない暮らしの燈あぐらをかいてた阿呆ひとり静かな部屋 染めるオレンジ立て付けの悪いボロ窓がガタガタと揺れてる秋の風少し肌寒くなりましたハロ

ノスタルジア – 吉田仁人

あぁ、かけがえのない愛へ。もうさよならを告げる時逸らした目線の先には消えかけた飛行機雲貴方に出会った日から何もかも上の空いつもの教室さえ 退屈に思えて今何してる

Back to top button