噎せ返る血の香と罪過(ざいか)の果て
(嗤うのは誰?)
狂い咲く誑惑(きょうわく)の花弁(はなびら)が
(望むのは何?)
躰の奥深く 疼く記憶
愚かなほどに欲しい…あの熱が
忌まわしくも愛おしい 運命の荊棘(いばら)
切り裂き 踏み拉(しだ)いて尚 絡み付く
希望(ひかり)は やがて呪いに変わり
美しいまま終焉に落ち向かう 薔薇の輪舞曲(ロンド)
朽ちてゆく約束の牢獄で
(彼(あ)れは現(うつつ)か?)
縋るのは温もりの残照か
(爛れた幻想(ゆめ)か?)
かの日の森深く 閉じた記憶
永劫(とわ)に雨よやむなと…そう願った
焼き尽くしてしまえよ 知ってしまえばそう
知らずにいた頃にはもう 戻れない
切望(ねがい)は 舞う花に埋(うず)もれて
瓦礫となって 時に搔き消えゆく愛のようで
birth-curse-fear-crave
blood-cross-grief-lost
plucking the rose
dancing the fate
雷鳴が 鳴り響く
裏切りよ!憎しみよ!孤独よ!
密やかな 真実と
救い無き 魂に 光あれと――
忌まわしくも愛おしい 運命の荊棘(いばら)
切り裂き 踏み拉(しだ)いて尚 絡み付く
烈しく優しく廻る あれは
美しい夢 永遠を奏でる 薔薇の輪舞曲(ロンド)
君に捧ぐ
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Forsaken kiss – 古川慎 Forbidden kissBaby, tell meWe're on a way to Moonlight TravelingCan't get fell a
夕凪を連れて – 古川慎 薄汚れた自転車の錆いつの間にか暦重ねて見慣れていた街の日暮れがセピア色に染まってく刻んできた僕の時計は止まる事なく進む振り返れば寂しさの羽積もる 積もるいつまで