古川慎
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白夜のLullaby – 古川慎
しがみ付く鉄格子 昂る熱を奪って守り抜いた義理と裏腹なDesire もしあの瞬間(とき) 華奢な愛ごと抱き締めてしまえば…Throw away your regrets “これでいいさ”と騒めきを鎮める様に呟くLullaby 君放つ 光彩はLike starlightいつまでも僕を照らして決して汚れなき瞳-純潔(イノセンス)-夜が来る前にサヨナラ 踏み出した約束と曖昧な希望がいつしか手…
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Hightail it – 古川慎
その腕に 絡んだ時計の針は(Close-set mind)狂わない なんて信じていないで 進もうと 急かすような秒針(Close-set mind)巻き戻そう 抓(つま)んだ竜頭(リューズ)回し 奇想、夢譚(むたん)になっていく 曖昧(あいまい)が依然(いぜん)あるなら触れて確かめてしまえばいいよ 現実を脱がせて Let me hightail it out of here.繰り返すほど牴牾(もど…
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マーガレットの沈黙 – 古川慎
凛と光る空気に ひとり取り残されたような束の間射す孤独が 朝の気配に溶ける 隔つ窓の外には 物言わぬ冬咲きのマーガレット身を寄せあい手招く 僕らはどこか似てるのか まだ冷たい喧騒の入り口で すれ違いながら重いコートのなか隠してる 夢の欠片風を切ればどこか強がりじみても今は 顔を上げる時だ あの日蒔いた希望に 水をあげ忘れた日もある咲けないまま季節を やり過ごしては不器用な怒りを持て余し白い息に目を…
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Like a sunflower – 古川慎
ガラス向こう 路の真中に 満面のSmile 太陽 見上げているつられて(Ah) 零れた笑み(Ah)夏を想う 褐色の渦に溺れた 氷 全部 溶けてしまう前に席を立ち(Ah) 扉 開けて(Ah)熱風に飛び込んでみようか (Na Na Na…) 額を流れた滴は今(Na Na Na…) 息をしてるって証 全身に浴びた光 肌をさすSensation 落とした目線(Try raising it)Can I be…
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incomplete – 古川慎
下がった遮断機まだ読み込まないよ Open World夕暮れ いつからこんな切なくなったんだっけ 最新の現在地 loading……out of order now上からはかなり見えてるって show time点滅する駅の電球round and round 天球儀視界の端に映るバグに気づけない 時が来たら舵を切るよ夜長に向かいトップスピードゆっくりと蛍光に染まっていく摩天楼 出来上がらないこの街で完…
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カレイドスコープ – 古川慎
ひらひら 揺蕩う花弁(ハナビラ)知らぬ間に 連れ去る風 ばらばら 迎えが来たんだね季節は回り出す 始まる為に 堪えた寂しさは明日への種 舞い散れば 交わりだす彷徨えるカレイドスコープ新しい未来(ハナ)を咲かせながら満ちる春の日鮮やかに 染まりながら 生きればいいからり からり 笑う 今日が来るから 馴れない決まりにも馴れて増えていった 話し相手 かけがえないと思える日々もどこかにあるさ 別れ道でも…
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“Place your bets” – 古川慎
Oh Lady, ready? Crazy, I don’t miss youunforgettableなflavorにmy heart is beating rapid for avenge it幕を開けたshowdown そうfrenzy ドレスを纏った真っ赤(スカーレット)なmemories灰烟る嘘 踏み締めるresolve脆弱な関係性(カタチ)を無視して接吻(キス)のような勝負…
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rainy day – 古川慎
燻って消えた夏の導火線忘れ去られたプランの落書き溶け出したアイスクリームみたい零れ落ちて掬えないまま過ぎる どこかですれ違う事もなく術もなく続いてく明日へ 流されていくんだ 指切りを知って 大人になって星の rainy day嘘や言い訳も洗い流せればいいのに不揃いの正解を求め合って巡る rainy day君と眺めてた 瞬きの光今もまた ほら 空を舞っていく 帰り道で別れるように片手を上げて遠くへ離…
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Onlynight Crown – 古川慎
Let’s all enjoy to our heart’s content!Just for tonight, I’ll be immersed in a dream. 目を奪われるGlittering ray手に取って逃げ出したboring day見渡せばお洒落したテーブルが並んだ greatest hall 限りのある時の中で微笑える事恐れないでひとときの…
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荊棘輪舞曲 – 古川慎
噎せ返る血の香と罪過(ざいか)の果て(嗤うのは誰?)狂い咲く誑惑(きょうわく)の花弁(はなびら)が(望むのは何?) 躰の奥深く 疼く記憶愚かなほどに欲しい…あの熱が 忌まわしくも愛おしい 運命の荊棘(いばら)切り裂き 踏み拉(しだ)いて尚 絡み付く希望(ひかり)は やがて呪いに変わり美しいまま終焉に落ち向かう 薔薇の輪舞曲(ロンド) 朽ちてゆく約束の牢獄で(彼(あ)れは現(うつつ)か?)縋るのは温…