挙げ句の果てに愛を置き去りにしたまま
あとかたなく消えたよ 夜明け前に あんたは
語ってくれた夢はひどく子供じみて
それでも好きになった私がそうバカだね
ふざけんなと怒って そのあとで少し泣いて
いい恋をしたと呟いて
もぬけの殻の心 いまは嘘と負けん気で
ねぇ埋めていなきゃ苦しくて
ぽかりぽかりと空いた胸に風がしみる
こんなにつらくさせて あんたって悪いヤツ
悪いヤツ
しらじら明ける空を一人見上げながら
そっとくゆらすタバコ 寒くなるね これから
せめて優しくされた証拠を探すけど
破るためにもらった約束だけ見つかる
どこで何しているの 誰かと一緒にいるの
あゝそんな問いをくりかえす
憎ませてもくれずに 私はたぶん死ぬまで
ねぇあんたのこと想うのさ
ぽかりぽかりと浮かぶ雲のように流れ
遠くへ消えていった あんたって悪いヤツ
この野郎となじって きらいだよと吐き捨てて
あゝ笑えるなら楽なのに
もぬけの殻の心 今日から瞳のなかに
ねぇ何を映し生きようか
ぽかりぽかりと空いた胸に風がしみる
こんなにつらくさせて あんたって悪いヤツ
悪いヤツ
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