野村将希
冬花火 – 野村将希
北の港で おまえを捜し
一人で歩く 波止場まち
浜の酒場は 夜風が沁みる
季節はずれの 冬花火
きれいな色は はかなく消えて
どこか寂(さび)しい 夜の星
肩を並べた 写真を見つめ
戻って来いと 呼びかける
夜が恋しい おまえの香り
空に舞い散る 冬花火
激しく燃える 煙の中に
見えた姿は 涙顔
部屋に残した 小さな指輪
今頃どこで 暮らしてる
花が咲いてる 岬のはずれ
一人見上げる 冬花火
おまえも空を 見ているだろうか
いつか幸せ 来るだろう
北の港で おまえを捜し
一人で歩く 波止場まち
浜の酒場は 夜風が沁みる
季節はずれの 冬花火
きれいな色は はかなく消えて
どこか寂(さび)しい 夜の星
肩を並べた 写真を見つめ
戻って来いと 呼びかける
夜が恋しい おまえの香り
空に舞い散る 冬花火
激しく燃える 煙の中に
見えた姿は 涙顔
部屋に残した 小さな指輪
今頃どこで 暮らしてる
花が咲いてる 岬のはずれ
一人見上げる 冬花火
おまえも空を 見ているだろうか
いつか幸せ 来るだろう
抱けばこんなに 小さいと俺の手の中 甘えるおまえ生活の疲れ かくすよに笑顔いっぱい 咲いていた思い出の 赤い花こころの花だよこれが別れと 云う朝にうしろ姿で 泣
アカシアは アカシアはおまえの花と 名づけたよ面影匂う 可愛いやつよ男ごゝろを 熱くして大事に育てた 恋だったアカシアの アカシアのせつない夜に 身を焦がしわた
夜明けと共に 朝露落ちてつるに抱かれて 咲くと言ううす紫の 絣(かすり)の着物どこか寂(さみ)しい 細い影はかなく咲いた 小さな花よネオンがくれの 夜の朝顔似顔
おまえのかすかな 移り香に別れの決心(こころ)が また迷う雪の舞う 空見あげ涙こらえる 細い肩抱きしめて… 抱きしめて…奪ってゆきたい 北の駅舎(えき)どうして
一度だけなら 許してあげる好きな貴方の 嘘だもの騙されましょう 聞かぬふりして許してあげる一度だけなら 酔わせてあげる飲みたいでしょうよ 辛いのね夢がこわれた
うたをひとふし くちずさみグラス片手に 泣くやつだった夕子 おまえが 消えてからこころにひゅるひゅる 風が吹く恋は涙か 男と女俺は今夜も しのび酒淡い洋燈に 肩
傘もささずに 待ってる女にやさしい言葉も かけられず俺は冷淡い 背をむけるけれどおまえが 愛おしすぎてわかれられない 路地裏のああふたりの走り雨俺のいのちを 二