tayori

ポケットサイズロケット – tayori

虹の端に乗っかって
スキップ一つで渡っていく
少しだけ足が竦みそう
どこまでも続いている
頭の中の世界は
誰にも奪えない
分かち合うこともない

まどろみの中で鳴り続ける
誰かの声が僕を呼んでいる
空へ一直線

さぁゆけ僕のロケット
小さなポケットを飛び出して
高く浮かんだほうき星と
一つになろう
夢はいつだってノンフィクション
呆れるくらいがちょうどいい
いつでもひとっ飛びで行ける
僕だけの銀河へ

宝石とメランコリック
長靴とお日さまのフライバイ
不揃いなピース同士だってきっと
満たし合える
君はいつもそうやって
泥だらけになって歩いてきた
この世界のすみっこ
君の宇宙の真ん中を

きらきら光った星くずに見る
遠い未来が君を待っている
明日へ一直線

さぁゆけ僕のロケット
小さなポケットを飛び出して
高く浮かんだほうき星と
一つになろう
夢はいつだってノンフィクション
呆れるくらいがちょうどいい
いつでもひとっ飛びで行ける
僕だけの銀河へ

君だけ憶えていて

人気の新着歌詞

ユートピア – tayori

波が攫うつま先光る足跡が四つ並ぶいつか二人で遠い国までそっと逃げ出してしまえたらなんて鳥は空を見上げた今にも泣き出しそうな瞳で願えばいつでも飛び立って行けるのに

ワンダー – tayori

青く澄んだ空に影が一つ歪んだ地平の果て夢に見たんだ僕だけの理想郷あの雲を抜けたら君の元へ飛び越えたフェンスも錆びにまみれた世界と同化したくだらない空想思い出せな

砂の城 – tayori

花は濁って海へと向かう過ぎた日々の青さだけ残して散りゆく夜は実って月は満ちていく熟れた緋色の綻びを誰かが摘み取って涙一つ 声を枯らして誰にも届かない唄を詠む闇の

遠雷 – tayori

夕暮れ 伸びた雲の背 立つ風は微睡む明け方に似た空の色を揺らすただ低く地を撫でるように飛ぶ鳥の運ぶのは雨の匂いか 明日の行方か立ち昇るペトリコール咽ぶような夏の

可惜夜 – tayori

ずっと遠くに感じていた胸の奥の騒めき夜の熱に浮かされて想いは馳せる花も恥じらうような人その心を奪えたなら誰にも障れない空想の彼方君を攫ってなんて想像している叶う

薔薇の下で – tayori

夜に浮かぶ月を仰いで満ちた虚が頬を伝う揺らぐ声は遠く聞こえはしない衰えてゆくその身では人知れぬ逢瀬は 熟れた薔薇の下でいたずらな運命に解かれた脆い日々の温みに焦

琥珀の国 – tayori

花模様のレース越し二人見てた海の向こう夢から醒めるみたいに潮風が花を散らした決して触れられないなら身を引くこと 正しさと呑んで大人になろう波が立つ心を伏せて 嘘

魔法 – tayori

続く日々を彩る魔法を瞬く日々の燦めきを取り零さないように 書き留めるように翳る陽だまりを掬えば深く落ちる影も彩りに変わるどんな言葉に人に出逢えるのかな真っ直ぐな

ゴースト – tayori

ひとりぼっち あてのない亡霊君の街をさまよう夢にまで見た再会のフェーズ鮮やかによみがえる鳴り響く 乾かない号令弾けるような走馬灯どんな顔の君に会えるのかな話した

月の唄 – tayori

知らない街の音に耳を澄ませ夜の風がそっと日々を掠め取っては気のないふりで背を向けた箱庭に君だけの温度がただ確かにあった行き先はもう照らせないサテライト辿った道の

Back to top button