新内枝幸太夫

権八小紫 – 新内枝幸太夫

故郷(くに)を離れて 剣(つるぎ)をたより
白井権八 流れ旅
廓(さと)の灯りに つい誘われて
いつか馴染みの 小紫
積もる苦労を かばって抱けば
前髪濡(ぬ)らして 涙雨

切るに切れない 縁(えにし)の糸は
江戸を目指した あの日から
その名知られた 長浜衛殿と
めぐり会うのも またさだめ
鈴々森から 隅田の水に
男を磨(みが)いて 深い仲

女ごころの 誠の花は
色も紫 杜若(かきつばた)
浮世波間(うきよなみま)を 生き抜きながら
白井権八 散りゆく果ても
小粋に残すは 比翼塚(ひよくづか)

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焔~晶子その愛~ – 新内枝幸太夫

ぬぎ捨てられた友禅の着物の海は恋ごろも吐息(といき)のようにとめどなく抑えきれない愛だから焔(ほのお)のように燃えあがるおぼろ月夜の 夢語り合わせた鏡その中にこ

舞扇 – 新内枝幸太夫

銀の地紙に 飛び立つ鶴の扇を握(と)れば 幕が開くこころの逸(とば)り 生命(いのち)を注ぎかざす雅(みやび)の かざす雅(みやび)の 舞扇背筋のばして 要(か

祭り華~神田明神~ – 新内枝幸太夫

セイヤセイヤセイヤセイヤセイヤセイヤセイヤセイヤセイヤセイヤなんだ神田の 鎌倉河岸(がし)に五月の風が 粋な流し目さらりと送りゃそれが合図さ 木遣(きや)りひと

大江戸助六花歌舞伎 – 新内枝幸太夫

粋な鉢巻 江戸紫に浮気雀が また騒ぐ男助六 望みを抱いて通う吉原 五丁町(ごちょうまち)今日も煙管(きせる)の ササ サササササササササ 雨が降る誠ひとすじ 貫

夢のまま – 新内枝幸太夫

心の隅に ふき溜まる別れの言葉はつらいけど好きで飲んでる お酒とならば荒(すさ)む心も 忘れます連れて行ってよ あなたのそばへ一つになりたい 心と心さゝめの雨に

浜町流し – 新内枝幸太夫

胸の火照りを 扇子(せんす)でいなす若いお梅は 売れっ子芸者乱れほつれ髪(げ) 気づいたら撫(な)でておくれな その指で巳之(みの)さん お梅の 命です知ってい

おとこ道 – 新内枝幸太夫

飲めと言われて 飲んだ酒恋の未練も 立ち切れず芸に生きると 決めたはずほろり落ちるか 盃に三すじの糸の 三すじの糸の おろにがさ持った希(のぞ)みを 胸に秘めや

根岸の里 – 新内枝幸太夫

ホーホー ホーホケキョどこで啼くやら鶯(うぐいす)は主さんまだか 主さんまだかとひねもす根岸の里で啼(な)く山吹の花にこぼれる 朝露夜露十日(とおか)来ぬひと 

京都夢ごよみ – 新内枝幸太夫

粉雪のおけら詣りの ゆきずりにふれあう袖が 縁結びときめく心 寄せあって福茶をくめば 初明かりあゝ 二人の京都 夢ごよみあでやかな都どおりの 三味の音に甘えて暮

つぼみ恋小唄 – 新内枝幸太夫

春はさくらの薄化粧おんなごころも華になる恋の出会いもこんなころ飛んで行きたい胸の中ハァ胸の中夏は夜空に川花火あなた来るのを待ちわびる寂しがりやよ薬指空に手のひら

夫婦福々舞 – 新内枝幸太夫

そもそもこれは人の世が つくり出したる福の神まかり出でたる夫婦連れ「サアサアこれより我ら夫婦して福々舞のおひろめをごゆるりごらん召されませ」よく見る見つめる見極

ダンスィング・ゴリラ – 新内枝幸太夫

ゴリラの仲間が住む場所は南の島の奥深く大きな木々に囲まれた誰も知らない森の中ホーラ ホーラ耳を澄ませば聞こえるでしょうホーラ ホーラ年に一度のパーティーだゴンゴ

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