TOMOO

あわいに – TOMOO

伸びをして
開いた 茶葉が湯気と踊るように
ほどけたら 思い出す
思うままの歩き方を

地図とは違う道も
地図通りの道でも
小さな景色を 拾って集めて
それは塗り絵みたいに
街に色が

あ、今吹いた 風はさみしさより
わたしの形を 軽やかになぞる筆
ああ、まばたいた 先に誰かがいる
楽しくなる余地ばかりの世界で

混ぜこぜの花模様
生まれも季節も違う花
一枚の布の中
バラバラどうしで美しい

心地いい色や形
喜びの温度も
いくつもあるけど
根っこは似てたり
なら幸せの種は それぞれに

あ、遠くで 覗いてた昨日は
“ちがい”も“おなじ”も まるで気づかなくてさ
ああ、近づいて またやさしさを知る
仲良くなる余地ばかりの世界で

またねも 一期一会も
あわいに 浮かんだ
街明かりのように

あ、今吹いた 風はさみしさより
わたしの形を軽やかになぞる筆
ああ、まばたいた先に誰かがいる
味わう余地ばかりのこの世界で

楽しくなる余地ばかりだ 今から

人気の新着歌詞

酔ひもせす – TOMOO

むずかしい言葉で むずかしく恋い慕うスタンスをKeep onすんのも飽き飽きしちゃう 魔がさして桃色梅酒の泡みたいな feeling浮かんで消えてゆくラブストー

グッドラック – TOMOO

砂埃立つころ 君はいない南風が巻き上がってまたひとり ふりだしに戻るように でも約束したこと まだ覚えてるグッドラックほんとうは どこにだって行けることうそだな

オセロ – TOMOO

踏み台にできるものなんて一つもない やになるほどずっと覚えてる雑なさよならも 溜め込んだやさしさも 返せないままのメッセージもお揃いで見れる夢なんていくつもない

17 – TOMOO

誰もいない路地 見下ろした古いビルの暗い廊下に 染みついた夢の匂いくたびれたエレべーター 下って開いたら見覚えのありすぎる後ろ髪セブンティーンアイス食べてさ 君

Grapefruit Moon – TOMOO

やけに喉が渇いてからがら家を出た夕方の風に紛れた昼間のコンクリートの熱スーツと制服のフレッシュマンコンビニの前は溢れかしまし 麗しい新しい季節かやけに喉が渇いて

ベーコンエピ – TOMOO

似てるから めぐりあえたのか違うからさ 惚れちゃうのかなひとまず今は子供の頃の 共通点に喜んでるたとえば きみが好きだったベーコンエピじつはわたしもすごく好きだ

Super Ball – TOMOO

大通りからそれて細道この先ゆけば ただの公園昨日のことも 誰かの声も今はオフおさまりのいい 綺麗なビルじゃまるで馴染まない ちゃちなボールをポケットの中 一個隠

窓 – TOMOO

衝動まかせ 成り行きで飛び出す年頃だったらもっと楽に 痛い目 今ごろ見ていた?止まない雨に閉じ込められてまた言えないまんまで過ぎてく 会いたいイージーになれない

Cinderella – TOMOO

シンデレラじゃないから ガラスの靴は落としていけないよでも12時の坂道 人混みを縫って駅まで下ってく終電なんてほんとはどうでもいいから運命線の最後にキスしたかっ

Mellow – TOMOO

真っ暗な部屋の隅で電話越し 取り戻すよいつのまに 見失った君の色彩(いろ) 君の輪郭(かたち)を言葉途絶えた 隙間で一番君が近づく気がしたオルゴールのテンポで時

Ginger – TOMOO

たとえばきみが 隣のレイディのお皿にぶつかってこぼれた紅茶に優雅なその人は悲鳴をあげるきみはfreeze! “ごめんなさい”がいまいちスマートじゃなくて ゆるし

夢はさめても – TOMOO

化けの皮がはがれて 夢はたちまちくずれたけれどこれでもう あなたはあなたね泥がつかないように 上辺をなで合う日々が過ぎ去ったあとで ふたりもう一度抱き合えるなら

夜明けの君へ – TOMOO

あの丸い月によく似た瞳が笑う「めんどくさい」ってからかう声を追いかけたおどけたポーズも 震えるため息も見逃せない流星と同じかっこいいって思わずにはいられなくてさ

HONEY BOY – TOMOO

束の間のドライブ 落ち着かないハイウェイ今日限りのドラマ ねえこれってデートなの?送っていくよって 誘いにのったのは噂じゃない本性 見逃したくなかったからでもね

茜色の約束 – TOMOO

茜色した 陽だまりのなか無口な風が ふたりを包む歩幅合わせて 歩く坂道いつもあたしは 追いかけるだけつまずいたり 転んで 泣いてみたり決して うまく 生きれる 

Back to top button