TOMOO

Ginger – TOMOO

たとえばきみが 隣のレイディのお皿にぶつかって
こぼれた紅茶に優雅なその人は悲鳴をあげる
きみはfreeze! “ごめんなさい”が
いまいちスマートじゃなくて ゆるしてもらえない猫
…みたいなきみは ぼくの自慢のひと

同じくぼくのテーブルクロスにも きみは飛び込んで
ジャムとかミルクとかコーヒーとか蹴散らして回る
ぼくはplease! だなんて言わないさ
でもおかげでまた今日も
ぼくの心はかわいい縞模様

ねえ Darling like a ginger cat!
やばんなままでいてよ
もう誰もきみを
ケージの中に閉じ込めてなんかいられないのさ

わかんないけどわかるよ だって“しっぽ”が見えてる
くるくる変わる目の色を 追いかける日々さ
きみはfree! あくまでパッション でも腕の中で
今は 僕の心をいちばんあっためてる

ねえ Darling like a ginger cat!
気まぐれくり返してさ
何度でもぼくの そばにおいでよ 
そんな風にもっと続いてく

ねえ Darling like a ginger cat
たまんない きみがいなきゃ
何度でも言うよ 君が好きだよ わすれないで

ねえ Darling like a ginger cat!
やばんなままでいてよ
もう誰もきみを
ケージの中に閉じ込めてなんかいられないのさ

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酔ひもせす – TOMOO

むずかしい言葉で むずかしく恋い慕うスタンスをKeep onすんのも飽き飽きしちゃう 魔がさして桃色梅酒の泡みたいな feeling浮かんで消えてゆくラブストー

グッドラック – TOMOO

砂埃立つころ 君はいない南風が巻き上がってまたひとり ふりだしに戻るように でも約束したこと まだ覚えてるグッドラックほんとうは どこにだって行けることうそだな

オセロ – TOMOO

踏み台にできるものなんて一つもない やになるほどずっと覚えてる雑なさよならも 溜め込んだやさしさも 返せないままのメッセージもお揃いで見れる夢なんていくつもない

17 – TOMOO

誰もいない路地 見下ろした古いビルの暗い廊下に 染みついた夢の匂いくたびれたエレべーター 下って開いたら見覚えのありすぎる後ろ髪セブンティーンアイス食べてさ 君

Grapefruit Moon – TOMOO

やけに喉が渇いてからがら家を出た夕方の風に紛れた昼間のコンクリートの熱スーツと制服のフレッシュマンコンビニの前は溢れかしまし 麗しい新しい季節かやけに喉が渇いて

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茜色の約束 – TOMOO

茜色した 陽だまりのなか無口な風が ふたりを包む歩幅合わせて 歩く坂道いつもあたしは 追いかけるだけつまずいたり 転んで 泣いてみたり決して うまく 生きれる 

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