モナリザみたいな顔をして
カマキリみたいな恋をする
愛してもらって楽しんで
終れば男を喰い殺す
お前に触れるとダメになる
男はたちまち破滅する
お前は幸せしゃぶるだけ
決して男を愛さない
知ってながら
なんで離れられないのか分からない
お前の魅力に勝てない
お前は魔女 お前は魔女
女は誰でも美しい魔女
魔女 魔女 魔女
お前の嬉しげな 笑顔が見たくって
何もかも失った 失った
ナイフを間に置いたまま
男と女がみつめあう
一緒に死のうと言う俺と
お先にどうぞと言うお前
お前があとから来るなんて
眉つばもんだと思うけど
愛して滅びる幕切れの
芝居に男を賭けてみる
こんな破目に
なんで俺が落ちたのか分からない
お前の魅力に勝てない
お前は魔女 お前は魔女
女は誰でも美しい魔女
魔女 魔女 魔女
意識が遠ざかる 生命(いのち)が消えてゆく
お前が逃げてゆく 逃げてゆく
人気の新着歌詞
復讐の紅いバラ – なかにし礼 鏡を見て 自分を見て考えなさいと 言いたそうにこの私を 好きだなんて冗談でしょうと あいつは言う大きな目と 高い鼻白い歯と 紅い口バカにした笑い声この女の 鼻っ
商売やめた! – なかにし礼 船が港に 着いた夜は街に立つ女には 書き入れ時なのミンクを襟に ふわりと巻いてタバコ持つ指先で 男を誘うそこの小粋な マドロスさんよ遊びませんか 私とひと晩寝る
白い靴 – なかにし礼 あいつは髪の毛 振り乱し涙をいっぱい 目にためて棄てたら死ぬわと 言いながら両手で背広に すがりつくその手を無理矢理 ほどいて逃げだすぼく真昼の路上を 突然駆け
猫につけた鈴の音 – なかにし礼 あなたの子供ができたと君は言ったきびしい冗談よせよとぼくは言った愛しあうことになんで子供など 要るものかその一言で出て行った君のうしろ姿 君の置き土産猫が一匹そ
兵士の別れ – なかにし礼 別れの涙は見たくない特にお前の泣き顔は微笑むような寝顔を見ながら 俺は身を起こす「さよなら」たった一言を紙切れに走り書きをしてお前の枕元にそっと置いてドアを閉じ
仮面舞踏会 – なかにし礼 お前の顔は 見あきたしお前の声も 聞きあきたお前の躰 抱きあきたどうすりゃ愛が よみがえるそうだこうしようたまに二人で踊ろうかちゃんとお洒落して顔に仮面(マスク
最後の晩餐 – なかにし礼 最後のデイトは食事だけよ私は明日お嫁にゆくあなたを離れて愛することの淋しさ 日に日につのるからはるかな年上のあなたの すべてが珍らしかったありがとう 今日までの
帆のない小舟 – なかにし礼 星のない暗い海に船出した 帆のない小舟あてもなく 波間に揺れて悲しみの 歌のまにまにゆらり ゆらゆら ゆらりゆらり ゆらゆら ゆらりある時は嵐に泣いて友を呼ぶ
時には娼婦のように – なかにし礼 時には娼婦のように 淫らな女になりな真赤な口紅つけて 黒い靴下をはいて大きく脚をひろげて 片眼をつぶってみせな人さし指で手まねき 私を誘っておくれバカバカしい人
マッチ箱の火事 – なかにし礼 俺が他の女と 一緒にいるところをお前に見られた あの時ほどおどろいた事はないね荒れた女同士の 喧嘩を俺は見てたベッドでタバコに 火をつけて煙をはきながら水をかけ
私の中の私 – なかにし礼 あゝ なんて退屈なのあゝ とてもやりきれないねぇ これが結婚なの同じ顔 同じ声 つくづく厭(あ)きたわねぇ 私浮気したのそう ちょっと魔がさしたのそう 彼のお友
老いぼれドラマー – なかにし礼 君のリズムは古くさいよとバンド仲間は嘲笑うけど年齢(とし)はとってもジャズが生甲斐俺は場末の老いぼれドラマー黒いメガネにあご鬚つけてかぶるかつらはカーリーヘアー
ハルピン一九四五年 – なかにし礼 あの日から ハルピンは消えたあの日から 満州も消えた幾年(いくとせ) 時はうつれど忘れ得ぬ 幻のふるさとよ私の死に場所は あの街だろう私が眠るのも あの地(つち
真夜中の自画像 – なかにし礼 真夜中にひとり絵をかく自分の顔の絵をかくどことなく似てる悪魔になおせばさらに似てくる誰にも見せないこれが俺の顔さ恋人よお前も見たら石になるぞ真夜中にひとり絵をか