わが剣を 抜く度
鉄の荊が 腕に絡む
胸を這い 食い込んで
咲くのは 一輪
真紅に 凍る心臓
息づけ
誰の指にも
散らせぬ 薔薇よ
虚無へと 突き刺す
迷いなき意志(おもい)
孤独の奈落で屹立せよ
醜き美し
憎悪(にくしみ)はやがて
躰 総毛立って
悦びと化す
この世に舞う 光を
残らず闇の 羽根に変えて
頬伝う 血の涙
拭おう 今宵も
黒衣を 纏う魂(こころ)で
目覚めん
蠢く葩(はな)よ 悪夢よ
幾度も 尽きることなく
さあ 開け
ただ一度の愛を知れど
渇き癒えることない
永遠(とわ)を希む
神にも殺せぬ
この身は
虚無へと 突き刺す
迷いなき意志(おもい)
地獄の果てまで進軍せよ
醜き愛おし
苦痛(くるしみ)はやがて
躰 総毛立って
甘く 慄えながら
悦びと化す
微笑みの中
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過ぎ去ってゆく 12時のドアを潜った夜胸に刺さってる 重い棘を無視し続けてる新しいページ捲るたび 現れる出来事ふらつきながら 倒れないように 続きを歩こう傾いた
新しい 秘密重ねて嘘を燃やすように心まで奪いたい憂いに咲いた花壊れた ブラフの隙間間違い探しの逢瀬きっと いつかは果てる夢互いに情を 欺いてる邪な 恋情は浅はか
桜舞う 道を歩く二人分 声は軽やか紫陽花と傘を濡らしては繋いだ手 ずっと通りすぎる 鳥居の赤もカフェのドアも 昨日のように揺蕩ってる色褪せて いかないでどんなに
ディール ベット さぁ始めよう絢爛と 鉄の味渇き潤す為の遊戯幕を上げた舞台焼け尽きた 指輪を染める魔天楼に鳴く狂人の唄破られたクローバー忍ばせた拳銃(ジョーカー
胸に描いた それぞれの夢過去の痛みが 未来を呼んでるのか遠ざけるかわからないこともあるよそれでもいつか 安らぎの中ですべて許せる時が来るんだろう忘れてしまえよと
今日は五文字での挨拶に秘められたるえも言えぬ素晴らしき出会いの調子は如何辻馬車は盛況なり 賑やかさを聞き乍ら鳩首協議の正午 胡座が二つの四畳半啄木鳥はなぜ木々を
譫言散らかしては 誤魔化した大切なもの胸の中 燃え上がり 零れた傷問いかけられた パトスのカタチ君と描いた世界へと 交わる幻今、裸身の情熱で 口火を切った刹那か
今日は五文字での挨拶に秘められたるえも言えぬ素晴らしき出会いの調子は如何辻馬車は盛況なり賑やかさを聞き乍ら鳩首協議の正午胡座が二つの四畳半啄木鳥はなぜ木々を啄き
御伽噺 こわれた舟揺らして揺らされて頬が堕ちる捕らえたのは百合色の羽唇を魔法で汚した部屋(don't need anything else)転がる鈴掻き乱したあ
新しい 秘密重ねて 嘘を燃やすように心まで奪いたい 憂いに咲いた花壊れた ブラフの隙間 間違い探しの逢瀬きっと いつかは果てる夢 互いに情を 欺いてる邪な 恋情
お別れの鐘が近く今日を笑いに来るだろうアスファルト濡れた影が長く僕を写すいつかきっとその背中は遠く離れ霞むだろうそれでもいい 君と違う道は 続いてく笑っていて夏
唸るように騒ぎ出す歓喜を赦して走り出す鼓の音逸れ無尽の渦注がれる火炎の聲閉ざされた杯合わされば夢想の鐘廻れ憂いの世に大小の勘定商って疑った代償なら(状況は上々)
閉じた絵本と 灯り 落とした部屋で昨日を結ぶ 窓辺月が滲むどんな嵐を越えて ここまで辿り着いたの纏められた日記には 幾千の風景あらゆる世界 あらゆる記憶 渡って
嗚呼 路地裏ネコ 夢を研ぐ鴉が飛んでった 空に鳴いて羽を願った違う景色 想像に浸ったり“僕だって本当はもっと”って息巻いたり出来る出来ないが わかってしまう辺り
霞んでいたフローライト 停滞した低気圧心拍数を跳ね上げんだ 曇天に刺す開放の合図I said“Where is heaven?”(ここでは無い)鍵のない手錠(新
薄明かり漏れたもの黒ずみだすカレイド破かれたドレスは飛び散る雪化粧謳えや 謳えや汚れて千切れた灰の中鍵の無い身体で あぁ嘘を吐いてアナタを見つめたガラスの薔薇園
鳥籠を抜け出して街明かりの影 彷徨う息何処へ行こうか冷たい手で ココロ寄せ合う幸せの意味を枯れてゆく笑顔でも感じていたかった例え寄る方のない祈りだとしても一つの
Forbidden kissBaby, tell meWe're on a way to Moonlight TravelingCan't get fell a
薄汚れた自転車の錆いつの間にか暦重ねて見慣れていた街の日暮れがセピア色に染まってく刻んできた僕の時計は止まる事なく進む振り返れば寂しさの羽積もる 積もるいつまで
傷跡と見えない雫悲しみに応え飽きた身体諦めた事が増えてゆく度新しい言い訳に縋ってる君が残した理想郷の扉を独り叩き続けた譲れないものを確かめる為にこの壊れかけた感