二階の窓で僕の名を呼んだ
輝く君は身を乗り出して
ずいぶん昔に見た古い映画の
場面の様で素敵だね
二人を結びつけた偶然に ただ驚くよ
目には見えないものを いま僕は信じよう
決して枯れない深い井戸のように 溢れる愛を
いつでもどこでもどんなときでも いっしょだよ
遠くの街まで旅に出かけよう
鞄ひとつで十分だよ
例えばそう ヨーロッパの国
レンガ造りの街 素敵だね
二人を結びつけた運命に ただありがとう
形のないものを いま僕は信じよう
決して枯れない深い井戸のように 溢れる愛を
いつでもどこでもどんなときでも いっしょだよ
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この通りを抜けると ざわめきの中へひやりとした遊歩道目抜き通りはいつでも風走り去るクーペに 反射する日々が心地よく突き刺さる目抜き通りはいつでも風あの娘に会えた
濡れた夜の風がそっと心に入りこんできて知らず知らず僕は立ち止まる なぜ?通り過ぎてきたことは今は想い出せないそれなら瞳を閉じたとき 何がみえる?夜空の星よ 僕に
明け方に君を 見送る窓辺でため息まじりに 零れた想いを 胸にしまう「そばにいたい」溢れ出すけど 上手く伝える 言葉をさがせない話が尽きたなら君を 離す時だって
素敵な夜に月が照らしだす赤いペディ・キュアとその黒い瞳夜汽車の座席でガタゴトユラユラカーヴ曲がるたびぶつかる膝頭いつの間にか 恋に落ちてゆく僕は目を閉じて 深く
とめどなく溢れる涙を拭くときどれくらい ティッシュ・ペーパー 使いつづければいい?でもきみの瞳の中に 変わらぬ愛がみつけられたらきっとそれだけで こと足りるよ降
五月の白昼夢(ゆめ)が滲んでる風の部屋ブーゲンビリアが窓の硝子(ガラス)をそっと撫でるよドレスを身に纏う きみは春の様さきみの名を呼ぶ声にふと振り向いて手を振る
金色の光 浴びてうたた寝 きみは透き通る風が囁いてる きこえるかい?「僕も夢の中 連れてって」って白色い肌と黒髪の 吸い込まれそうな対比(コントラスト)風が頬滑
頬に張り付いた 髪がひとすじ夕暮れのテラス 手摺にもたれて零れだした言葉たちはいつでも風に運ばれてききとれなかったさよなら 戻らない 時間(とき)の悲しさに気づ
上品な柄のマフラーを巻きつけると陽が射す部屋に突然広がる 12月の匂い吸い込んだ空気の厳しい冷たさがコートごしに胸をきつくしめつける12月の空は 意外なほど青い
冷めた珈琲(コーヒー)一口ひとり 寝椅子(ソファ)に寝転び過ぎた恋の味がするナイフで切れそうな煙草の煙 浮かんだこの沈黙も切ってみたいこの静けさも切ってみたい銀
そう 何もかも忘れてしまえばいい住み慣れた部屋を飛び出す次に訪れる場所で心のドアを叩くのは誰だろう気が付いてみれば花瓶の花も枯れていたいつだって同じさ夢が記憶に
レイン きみを抱きよせた遠い日の幻影(まぼろし)白い波が踊る海行くあてもなく辿り着いた季節外れの海岸線(ビーチ)には夏が焦がした想い出たちレイン そっとキスをし
睡けを追い払う きみの表情射しこむ 光が眩しいしわしわのTシャツ 少しはだけた肌が射しこむ光に眩しい窓辺に零れ出した空の濃い藍がごらん 僕らの白い朝に色を点ける
今朝みた夢の話 聞かせて意味もない言葉たちが今は心地良いから穏やかな朝の食卓(テーブル)に並ぶ小さな幸せたちを僕はみつめて風のない空を自由に羽ばたく鳥たち過ぎ去
朝から晩まで一人きりのあいつ朝から晩まで一人きりのあいつ友達なんて一人もいやしないいまでもあの娘が忘れられない あいついまでもあの娘が忘れられない あいつ愛する
優しい鳥の囀りにも似たきみの声がきこえた気がした躑躅が彩る四月の小径思いがけず高い空見上げた震えるこの心はそうさ 恋の色に染まるきみに愛の言葉アイ・ラヴ アイ・
両手を空に広げて 抱きしめた風がほら舞い降りた真新しい季節の到来を知らせる花を積み上げた港の景色は非現実的青い瞳をした少女の眼差し何を見てるのいま訪れた異国の街
胸の奥が張り裂けそうなほど君はいま傷ついているんだねコップの水を立ったまま飲み干して優しい誰かに慰められるよりその痛みが通り過ぎてゆくのにじっと今耐えているんだ
苦い煙草と 白ワインの酔いにあの日の風景がふと よみがえる白い靴下 履いた君の後をどこまでも続く空の下歩いた振り返りながら 僕を見た君の瞳が透き通るビー玉の様で
ヴァレンタイン・デイヴァレンタイン・デイヴァレンタイン・デイ ラヴ・ラヴあの娘のチョコレート もらえるかしら素敵なあの娘の髪も チョコレート色に染まっているヴァ