そう 何もかも忘れてしまえばいい
住み慣れた部屋を飛び出す
次に訪れる場所で
心のドアを叩くのは誰だろう
気が付いてみれば
花瓶の花も枯れていた
いつだって同じさ
夢が記憶に変わるだけ
いつからか 時計の針の音が
気になり出していたんだ
次に訪れる季節に
電話のベルを鳴らすのは誰だろう
煙草に火をつけて
“今”を思いきり吸い込む
仄かに灯が点る この冷えた体にも
そう 何もかも忘れてしまったら
明かりを消して家を出た
冬は流れて いつか
暖かい雨を飽きる程浴びるのさ
珈琲茶碗(コーヒー・カップ)に溢れる程
愛し合う 誰かを
風にまかせて 漂う
春雨道中 すべてを忘れるだけ
そして 暖かい雨を
まだ知らない君のもとへ
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朝から晩まで一人きりのあいつ朝から晩まで一人きりのあいつ友達なんて一人もいやしないいまでもあの娘が忘れられない あいついまでもあの娘が忘れられない あいつ愛する
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両手を空に広げて 抱きしめた風がほら舞い降りた真新しい季節の到来を知らせる花を積み上げた港の景色は非現実的青い瞳をした少女の眼差し何を見てるのいま訪れた異国の街
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胸の奥が張り裂けそうなほど君はいま傷ついているんだねコップの水を立ったまま飲み干して優しい誰かに慰められるよりその痛みが通り過ぎてゆくのにじっと今耐えているんだ
苦い煙草と 白ワインの酔いにあの日の風景がふと よみがえる白い靴下 履いた君の後をどこまでも続く空の下歩いた振り返りながら 僕を見た君の瞳が透き通るビー玉の様で
ヴァレンタイン・デイヴァレンタイン・デイヴァレンタイン・デイ ラヴ・ラヴあの娘のチョコレート もらえるかしら素敵なあの娘の髪も チョコレート色に染まっているヴァ