傘もささずに 待ってる女に
やさしい言葉も かけられず
俺は冷淡い 背をむける
けれどおまえが 愛おしすぎて
わかれられない 路地裏の
ああふたりの走り雨
俺のいのちを 二つに割って
半分おまえに おいてゆく
ひいてくれるな うしろ髪
もしも時間を 巻き戻せたら
夢をみようぜ しあわせの
ああなみだの走り雨
惚れたおまえに はじめて買った
ガラスのリングが ポケットで
声をころして 泣いている
できるものなら 相合傘で
恋に濡れたい まぼろしの
ああふたりの走り雨
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赤い花 – 野村将希 抱けばこんなに 小さいと俺の手の中 甘えるおまえ生活の疲れ かくすよに笑顔いっぱい 咲いていた思い出の 赤い花こころの花だよこれが別れと 云う朝にうしろ姿で 泣
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冬花火 – 野村将希 北の港で おまえを捜し一人で歩く 波止場まち浜の酒場は 夜風が沁みる季節はずれの 冬花火きれいな色は はかなく消えてどこか寂(さび)しい 夜の星肩を並べた 写真
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一度だけなら – 野村将希 一度だけなら 許してあげる好きな貴方の 嘘だもの騙されましょう 聞かぬふりして許してあげる一度だけなら 酔わせてあげる飲みたいでしょうよ 辛いのね夢がこわれた
夕子 – 野村将希 うたをひとふし くちずさみグラス片手に 泣くやつだった夕子 おまえが 消えてからこころにひゅるひゅる 風が吹く恋は涙か 男と女俺は今夜も しのび酒淡い洋燈に 肩